消せない想い。
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「なんだ?壊れたのか?」
「さっきまで動いてたのに…」
「非常ボタンとかねぇのかな?」
心細そうなあやか。
必死に目をこらす啓介。
「あれは中にあるものじゃない?」
「そっか…そうだよな。
じゃあどうすっか…」
傾げる首。
絡みつく腕。
混ざった体温。
「ん~…非常口とか?」
「あっ非常口か!
どこだ?」
「そういえば…緑の電気がないよね。」
「ん?ホントだ…」
見渡すフロア。
薄暗いだけの室内。
窓から入り込んだ夜景。
「まさか非常口がないってわけはないよね?」
「だよな?
探してみるか…」
突然、歩き出す大きな体。
再びしがみつくあやか。
「きゃっ!
もうおろしてよぅっ」
「いいからつかまってろ。」
「でも…」
遠慮がちにうつむく横顔。
どくんと揺れた心臓。
「ちっとも重くねぇから大丈夫だ。」
「ホントに?」
「あぁ…ん?
なんかここドアっぽくねぇ?」
立ち止まった啓介。
顔を上げた女神。
香る甘い匂い。
伸ばした手。
響いた音。
『コンコン』
「あっドアだ!」
「ノブは…あった。」
あやかを抱いたまま掴んだノブ。
『ガチャン』
「な…開かねぇ…」
「えっ?鍵は?」
「ない…」
「さっきまで動いてたのに…」
「非常ボタンとかねぇのかな?」
心細そうなあやか。
必死に目をこらす啓介。
「あれは中にあるものじゃない?」
「そっか…そうだよな。
じゃあどうすっか…」
傾げる首。
絡みつく腕。
混ざった体温。
「ん~…非常口とか?」
「あっ非常口か!
どこだ?」
「そういえば…緑の電気がないよね。」
「ん?ホントだ…」
見渡すフロア。
薄暗いだけの室内。
窓から入り込んだ夜景。
「まさか非常口がないってわけはないよね?」
「だよな?
探してみるか…」
突然、歩き出す大きな体。
再びしがみつくあやか。
「きゃっ!
もうおろしてよぅっ」
「いいからつかまってろ。」
「でも…」
遠慮がちにうつむく横顔。
どくんと揺れた心臓。
「ちっとも重くねぇから大丈夫だ。」
「ホントに?」
「あぁ…ん?
なんかここドアっぽくねぇ?」
立ち止まった啓介。
顔を上げた女神。
香る甘い匂い。
伸ばした手。
響いた音。
『コンコン』
「あっドアだ!」
「ノブは…あった。」
あやかを抱いたまま掴んだノブ。
『ガチャン』
「な…開かねぇ…」
「えっ?鍵は?」
「ない…」