消せない想い。
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「こっちにやりゃ取れる。」
動悸を押さえて伸ばした手。
薄暗い部屋に広がる静寂。
「いっ!」
右手が触れた途端
強く握られた左手。
「あっ悪ぃ!
痛かったか?」
「ちょっと…」
遠慮がちな甘い声。
キュンと反応する胸。
「んー…靴、脱いじまえ。」
「えっ?」
「脱がねぇと外せねぇよ、コレ。」
努めて冷静に言う啓介。
白く浮かび上がる足首。
「俺につかまってろ。」
「わかった…」
しゃがんだ肩に乗せられた手。
確かに感じるぬくもりと重さ。
するりと靴を抜け出すつま先。
じわじわと込み上げてきた熱。
ん?
ばっ
ばかじゃねぇの!?
こんなんで欲情すんなっ
しっかりしろよっ俺!!
歯を食いしばって掴む靴。
くるりと回すとあっさりと
自由の身になったピンヒール。
「ほら取れた。」
「ありがと、啓介。」
平静を装って笑う啓介。
再び靴へと消えた赤い爪。
「足…大丈夫か?」
「うん。大丈夫。
たいしたことないよ。」
「見せてみろ…って
こう暗いんじゃ見るに見れねぇな。
ったく、ココじゃねぇのかよ。」
小さく響いた舌打ち。
握り合ったままの手。
再び横たわった静寂。
視界の奥で輝く夜景。
動悸を押さえて伸ばした手。
薄暗い部屋に広がる静寂。
「いっ!」
右手が触れた途端
強く握られた左手。
「あっ悪ぃ!
痛かったか?」
「ちょっと…」
遠慮がちな甘い声。
キュンと反応する胸。
「んー…靴、脱いじまえ。」
「えっ?」
「脱がねぇと外せねぇよ、コレ。」
努めて冷静に言う啓介。
白く浮かび上がる足首。
「俺につかまってろ。」
「わかった…」
しゃがんだ肩に乗せられた手。
確かに感じるぬくもりと重さ。
するりと靴を抜け出すつま先。
じわじわと込み上げてきた熱。
ん?
ばっ
ばかじゃねぇの!?
こんなんで欲情すんなっ
しっかりしろよっ俺!!
歯を食いしばって掴む靴。
くるりと回すとあっさりと
自由の身になったピンヒール。
「ほら取れた。」
「ありがと、啓介。」
平静を装って笑う啓介。
再び靴へと消えた赤い爪。
「足…大丈夫か?」
「うん。大丈夫。
たいしたことないよ。」
「見せてみろ…って
こう暗いんじゃ見るに見れねぇな。
ったく、ココじゃねぇのかよ。」
小さく響いた舌打ち。
握り合ったままの手。
再び横たわった静寂。
視界の奥で輝く夜景。