消せない想い。
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「おかしいな…真っ暗だぜ?」
「ホントだぁ…」
降りたエレベーター。
静まり返ったホール。
突き当たりにある窓。
「もっと下とかじゃないの?」
「最上階って書いてあるぜ?」
「ビル違うとか~」
「さっきさんざん確認しただろ。
なんなんだよ。」
カツカツと進む啓介。
きょろきょろするあやか。
「きゃあっ」
「あやか!?」
突然 響いた悲鳴。
振り返る大きな体。
飛び込んだぬくもり。
「どうした!?」
「いった…」
思わず抱き止めた小さな肩。
うっすらと見える歪んだ眉。
「あやか?」
立ち上る甘い香り。
早鐘を打つ心臓。
「ヒールが…
はさまっちゃったみたい…」
「ヒール?」
足下を気にする女神。
ハッと我に返る啓介。
「靴が…抜けないっ」
「ちょい待て…
1人で立てるか?」
優しく支える細い体。
重なる腕から伝わる熱。
「うん…いたっ」
「大丈夫か!?」
「ひねったかも…」
つらそうな表情。
ドキンと揺れた胸。
「でも大丈夫、立てるよ。」
「あぁ…ちょっと我慢してくれ。」
しっかりと握った手。
汗ばんだ互いの指。
かがむ大きな体。
「あぁ…ヒールが挟まってるな。」
目の前の細い足首。
「ホントだぁ…」
降りたエレベーター。
静まり返ったホール。
突き当たりにある窓。
「もっと下とかじゃないの?」
「最上階って書いてあるぜ?」
「ビル違うとか~」
「さっきさんざん確認しただろ。
なんなんだよ。」
カツカツと進む啓介。
きょろきょろするあやか。
「きゃあっ」
「あやか!?」
突然 響いた悲鳴。
振り返る大きな体。
飛び込んだぬくもり。
「どうした!?」
「いった…」
思わず抱き止めた小さな肩。
うっすらと見える歪んだ眉。
「あやか?」
立ち上る甘い香り。
早鐘を打つ心臓。
「ヒールが…
はさまっちゃったみたい…」
「ヒール?」
足下を気にする女神。
ハッと我に返る啓介。
「靴が…抜けないっ」
「ちょい待て…
1人で立てるか?」
優しく支える細い体。
重なる腕から伝わる熱。
「うん…いたっ」
「大丈夫か!?」
「ひねったかも…」
つらそうな表情。
ドキンと揺れた胸。
「でも大丈夫、立てるよ。」
「あぁ…ちょっと我慢してくれ。」
しっかりと握った手。
汗ばんだ互いの指。
かがむ大きな体。
「あぁ…ヒールが挟まってるな。」
目の前の細い足首。