消せない想い。
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「まぁっもったいない!
これが私の仕事ですもの
お礼なんて」
「仕事でもなんでもありがとうは大事だよ。
こーゆー時はどういたしましてって言うの。」
にっこりと笑った女神。
恐縮するのを忘れたよしえ。
「わかった?よしえちゃん!」
「はっはいっ
どういたしましてです!」
さらりと揺れた薄茶の髪。
お辞儀をして走り去る背中。
優しく穏やかに微笑んだ啓介。
「ありゃあ泣いてるな。」
「えっ?なんで!?」
「あの人、涙もろいから…」
「なんで泣くのっ?」
「サンキューとか…
言ったの初めてだからな、俺。」
ほのかに赤くなった頬。
見開かれた薄茶の瞳。
「ありがとうとか言わなかったの?」
「だって…
色々やってもらって当然だと思ってたし…」
俯いて履いた靴。
手早く結んだ靴紐。
「えぇ~!?」
「でも…これからは
ちゃんと言うようにする。」
鼻をこする手。
消え入りそうな声。
「…うん。そうしな!
よしえちゃんも喜ぶよっ」
満足げなあやか。
するりと履くピンヒール。
「よしえちゃんっ
行ってくるね~!」
「はいっ行ってらっしゃいませ!」
聞こえた鼻声。
笑い合う2人。
自然に重ねた手。
これが私の仕事ですもの
お礼なんて」
「仕事でもなんでもありがとうは大事だよ。
こーゆー時はどういたしましてって言うの。」
にっこりと笑った女神。
恐縮するのを忘れたよしえ。
「わかった?よしえちゃん!」
「はっはいっ
どういたしましてです!」
さらりと揺れた薄茶の髪。
お辞儀をして走り去る背中。
優しく穏やかに微笑んだ啓介。
「ありゃあ泣いてるな。」
「えっ?なんで!?」
「あの人、涙もろいから…」
「なんで泣くのっ?」
「サンキューとか…
言ったの初めてだからな、俺。」
ほのかに赤くなった頬。
見開かれた薄茶の瞳。
「ありがとうとか言わなかったの?」
「だって…
色々やってもらって当然だと思ってたし…」
俯いて履いた靴。
手早く結んだ靴紐。
「えぇ~!?」
「でも…これからは
ちゃんと言うようにする。」
鼻をこする手。
消え入りそうな声。
「…うん。そうしな!
よしえちゃんも喜ぶよっ」
満足げなあやか。
するりと履くピンヒール。
「よしえちゃんっ
行ってくるね~!」
「はいっ行ってらっしゃいませ!」
聞こえた鼻声。
笑い合う2人。
自然に重ねた手。