消せない想い。
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『もしもし?啓介か?』
「んだよ?」
『本当にあやかちゃん連れて来るんだろうな?』
「うるせぇなっ
連れてくよ!」
肩に回した手。
抱き寄せる体。
『くれぐれも遅刻すんなよ。』
「分かってる!切るぞっ」
言い捨てて畳んだケータイ。
自分を見上げる薄茶の瞳。
「リュウたん?
なんだって?」
「遅刻すんなってさ。
もう行くか。」
微笑んで撫でる頭。
さらさらと冷たい髪。
そっと腰に添えた右手。
「うんっ」
「紅子で行く?」
「ううん!
FDで行きたい。」
にっこりと笑った女神。
一気に高まる心拍数。
「あやか…運転する?」
「えー?啓介がしてよ。
それともスーツじゃ運転できないの?」
「服なんか関係ねぇよ。
あやかこそワンピースじゃ無理だろ。」
「わかってるなら聞かないでよ!
ワンピースじゃなくてドレスだもんっ」
またとんがった唇。
嬉しそうに笑う啓介。
「でもスーツも似合うね、啓介。」
「ん?そっかぁ?」
「うん。
金髪の割には似合ってるよ。
ホストみたい!」
「ホストかよ!」
大げさなリアクション。
意地悪く笑ったあやか。
「いいじゃんっ
カッコよくなきゃホストにはなれないんだから!」
「んだよ?」
『本当にあやかちゃん連れて来るんだろうな?』
「うるせぇなっ
連れてくよ!」
肩に回した手。
抱き寄せる体。
『くれぐれも遅刻すんなよ。』
「分かってる!切るぞっ」
言い捨てて畳んだケータイ。
自分を見上げる薄茶の瞳。
「リュウたん?
なんだって?」
「遅刻すんなってさ。
もう行くか。」
微笑んで撫でる頭。
さらさらと冷たい髪。
そっと腰に添えた右手。
「うんっ」
「紅子で行く?」
「ううん!
FDで行きたい。」
にっこりと笑った女神。
一気に高まる心拍数。
「あやか…運転する?」
「えー?啓介がしてよ。
それともスーツじゃ運転できないの?」
「服なんか関係ねぇよ。
あやかこそワンピースじゃ無理だろ。」
「わかってるなら聞かないでよ!
ワンピースじゃなくてドレスだもんっ」
またとんがった唇。
嬉しそうに笑う啓介。
「でもスーツも似合うね、啓介。」
「ん?そっかぁ?」
「うん。
金髪の割には似合ってるよ。
ホストみたい!」
「ホストかよ!」
大げさなリアクション。
意地悪く笑ったあやか。
「いいじゃんっ
カッコよくなきゃホストにはなれないんだから!」