涼介の嫉妬。
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あやかが…
ぼんやりとしたまま戻る自室。
しばらくすると聞こえたノック。
「兄貴?
ちょっといいか?」
「あぁ、入れ。」
ためらいがちな弟。
パタンと閉まったドア。
「あの…さっきはごめん。
実はあのカレーさ…」
「あやかが作ったんだろう?」
「えっ?」
驚き上げた顔。
ついそらす視線。
「よしえさんに聞いた。
いろいろ…すまなかったな。」
「あ…なんだ聞いてたのかぁ!
も~大変だったんだぜ?
わざわざ玉川の高島屋まで行ってさ~」
急に肩の力が抜けた啓介。
穏やかに微笑む涼介。
「スパイスを買いに行ったらしいな。」
「ちげぇよっ
スパイスはスパイスでも『兄貴の好きそうなスパイス』だぜ?
いくら兄弟だからって兄貴が嫌いな味まで分かるかってんだよ。」
おどけて漏らす苦笑。
首を傾げた兄。
「俺の?」
「あぁ。
あやかはシナモンが大嫌いなんだってさ。
だから兄貴にも嫌いなスパイスがあるって思いこんでて…
でもあんなにスパイス入れたらそれぞれの味なんかしねぇよな。」
「そんなに…たくさん入ってるのか?」
「うん…18種類か?
目にいいとか体にいいとか疲れを取るとか…
効能もいろいろ見てたし。」
ぼんやりとしたまま戻る自室。
しばらくすると聞こえたノック。
「兄貴?
ちょっといいか?」
「あぁ、入れ。」
ためらいがちな弟。
パタンと閉まったドア。
「あの…さっきはごめん。
実はあのカレーさ…」
「あやかが作ったんだろう?」
「えっ?」
驚き上げた顔。
ついそらす視線。
「よしえさんに聞いた。
いろいろ…すまなかったな。」
「あ…なんだ聞いてたのかぁ!
も~大変だったんだぜ?
わざわざ玉川の高島屋まで行ってさ~」
急に肩の力が抜けた啓介。
穏やかに微笑む涼介。
「スパイスを買いに行ったらしいな。」
「ちげぇよっ
スパイスはスパイスでも『兄貴の好きそうなスパイス』だぜ?
いくら兄弟だからって兄貴が嫌いな味まで分かるかってんだよ。」
おどけて漏らす苦笑。
首を傾げた兄。
「俺の?」
「あぁ。
あやかはシナモンが大嫌いなんだってさ。
だから兄貴にも嫌いなスパイスがあるって思いこんでて…
でもあんなにスパイス入れたらそれぞれの味なんかしねぇよな。」
「そんなに…たくさん入ってるのか?」
「うん…18種類か?
目にいいとか体にいいとか疲れを取るとか…
効能もいろいろ見てたし。」