啓介とワタル。
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あいよ。これ。」
戻ってきたワタルの手にぶら下がる一升瓶2つ。
「日本酒か…」
「なんだ?飲めねぇの?」
「飲めなくはねぇけど…
あんまり飲んだ事ねぇや。」
物珍しげに眺める茶色の瓶。
「武田さんの実家が酒屋でさ。
送られてくるんだ。」
「酒屋!?
酒屋の息子がカーショップやってんのかよ。」
笑いだした啓介。
「しかも武田さんは長男。
その上、酒が飲めない。」
「飲めねぇのか?
酒つよそうだけど…」
「弱いなんてもんじゃねーよ。
真っ赤になって吐いて
それから青くなる。」
「ははっ
たまにいるよな、体が受け付けねぇって奴。」
頷いて笑うワタル。
「お前は…
ワタルは日本酒もいけるのか?」
「あぁ…別に。
フツーに飲める。」
いくら飲んでも乱れない武王の主任。
何度か酔いつぶれた啓介。
「やっぱ体質とかあんのかな?」
「俺の場合は後天的だけどな。」
自嘲気味に笑って吸うタバコ。
ふとワタルを見る野生的な瞳。
「後天的?」
「やけ酒してるうちに強くなった。」
「あ…」
大きく吐き出す紫煙。
俯く啓介。
「やっぱり…
いろいろあったんだよな。
お前も…」
呟いた声。
顔を上げたワタル。
戻ってきたワタルの手にぶら下がる一升瓶2つ。
「日本酒か…」
「なんだ?飲めねぇの?」
「飲めなくはねぇけど…
あんまり飲んだ事ねぇや。」
物珍しげに眺める茶色の瓶。
「武田さんの実家が酒屋でさ。
送られてくるんだ。」
「酒屋!?
酒屋の息子がカーショップやってんのかよ。」
笑いだした啓介。
「しかも武田さんは長男。
その上、酒が飲めない。」
「飲めねぇのか?
酒つよそうだけど…」
「弱いなんてもんじゃねーよ。
真っ赤になって吐いて
それから青くなる。」
「ははっ
たまにいるよな、体が受け付けねぇって奴。」
頷いて笑うワタル。
「お前は…
ワタルは日本酒もいけるのか?」
「あぁ…別に。
フツーに飲める。」
いくら飲んでも乱れない武王の主任。
何度か酔いつぶれた啓介。
「やっぱ体質とかあんのかな?」
「俺の場合は後天的だけどな。」
自嘲気味に笑って吸うタバコ。
ふとワタルを見る野生的な瞳。
「後天的?」
「やけ酒してるうちに強くなった。」
「あ…」
大きく吐き出す紫煙。
俯く啓介。
「やっぱり…
いろいろあったんだよな。
お前も…」
呟いた声。
顔を上げたワタル。