帝王の死。
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「あやかは?」
「今トイレです。」
「1人で平気か?」
「政子さんがついてますから…」
寂しげに言って吸うタバコ。
同時に吐き出したため息。
「お前の想いは叶わねえな…」
「えっ?」
「エラい強い想いだけど…
でも…だからこそ叶わねえ。」
穏やかな声。
「トム予言ですか…
分かってても…ズバリ言われるとキツいですね。」
俯いたワタル。
「でも…ちゃんと幸せになれるぞ!
想ってて損はない!」
ゴツい肩を叩いて笑うトム。
「ははっ損はないんですか。」
「うん!
お前が幸せを導くんだ。」
「俺が?」
自嘲気味に笑った後
真顔になったワタル。
「あぁ。
お前がいればあやかは幸せになれる。
頼んだぜ!」
きっぱりと言って突き上げた拳。
「俺が…」
「わかったのか?
しっかり想い続けろよ?」
「分かってますよっ
あやかは…俺が守ります!」
熱く燃えるまっすぐな瞳。
満足げに微笑んだトム。
「じゃあな。」
「はいっまた!」
頭を下げるワタル。
あやかを幸せにするのが白い彗星だなんて
ワタルにゃ言えねえよな…
背を向けて歩きながら
偉大な予言者はこっそりと笑った。
→あとがきです。
「今トイレです。」
「1人で平気か?」
「政子さんがついてますから…」
寂しげに言って吸うタバコ。
同時に吐き出したため息。
「お前の想いは叶わねえな…」
「えっ?」
「エラい強い想いだけど…
でも…だからこそ叶わねえ。」
穏やかな声。
「トム予言ですか…
分かってても…ズバリ言われるとキツいですね。」
俯いたワタル。
「でも…ちゃんと幸せになれるぞ!
想ってて損はない!」
ゴツい肩を叩いて笑うトム。
「ははっ損はないんですか。」
「うん!
お前が幸せを導くんだ。」
「俺が?」
自嘲気味に笑った後
真顔になったワタル。
「あぁ。
お前がいればあやかは幸せになれる。
頼んだぜ!」
きっぱりと言って突き上げた拳。
「俺が…」
「わかったのか?
しっかり想い続けろよ?」
「分かってますよっ
あやかは…俺が守ります!」
熱く燃えるまっすぐな瞳。
満足げに微笑んだトム。
「じゃあな。」
「はいっまた!」
頭を下げるワタル。
あやかを幸せにするのが白い彗星だなんて
ワタルにゃ言えねえよな…
背を向けて歩きながら
偉大な予言者はこっそりと笑った。
→あとがきです。