「あやか…」
息を呑む涼介。
挑発的な上目遣い。
艶やかに口角を上げた唇。
これ見よがしに掌に垂らす白い液体。

「たっぷり塗ってあげる…」
いやらしく囁いた声。
ぎょっとする白い彗星。
滑らかに動いた細い両手。

「んっ」
厚い胸に触れた指先。
ぴくりと反応する体。
にやりと笑った女神。

「敏感だね…ふふっ」
嘗め回すような視線。
涼介を貫く薄茶の瞳。

「座って？」
豊かな胸に押されデッキチェアに座った涼介。
ぬるぬると体を撫で回す愛しい人の白い指。
その刺激に段々と熱くなる自分の体。

「あやか…ダメだっ」
「もう？
まだまだだよ…」
赤くなった顔。
ゆっくりと涼介にまたがるあやか。

「あやかっ
どこでこんな事…」
「この前 啓介に見せてもらったの。」
「なっなんだって！？」
一気に現実に引き戻された涼介。
起き上がり覗き込む薄茶の瞳。

「見せてもらった？
啓介に！？何をっ？」
「えっと…
ＡＶ？って言うの？
酔っ払ってる時に見せてくれたよ。」
涼介の迫力に圧されつつ答えたあやか。
明らかに不機嫌な切れ長の瞳。

「マネすれば涼介さんが喜ぶって言うから…」
不安げに呟いた女神。