赤い風。
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「これじゃないんだよ。
レッドウィンズは…」
指さしたパールホワイトのステッカー。
いぶかしげな顔の涼介。
「レッドウィンズはハイウィンズの妹分だったの。」
「それは知ってるよ。」
「たかにーはステッカー嫌いでした。」
「それも知ってる。」
「じゃあなぜハイウィンズ
ってチーム名だったのでしょう?」
「それは…知らない。」
小さく首を振った涼介。
深呼吸した女神。
「あたしがね…つけたの。
たかにーの口癖をヒントに…」
「貴之の…口癖?」
「うん。
バトルに勝つと…
いつも言ってた。
『ハイ、勝ち!』って…」
「あっ…」
思い出す風景。
くわえタバコで白い車体から降り立つ男。
端正な顔に浮かぶ不敵な笑み。
紫煙を吐き出しながら自慢げに言う決めゼリフ。
「そうだ…言ってた。」
「うん…それを
たかにーだから『高い』でHIGH
『勝ち』でWIN。
だからハイウィンズは
HIGH WINSなんだよ。」
ローマ字を一つずつ
ゆっくりと口にする女神。
見開かれた切れ長の瞳。
「えっ」
「もちろん妹分のレッドウィンズも
そのままRED WINSでした。」
「だって…」
見つめるステッカー。
違うスペル。
レッドウィンズは…」
指さしたパールホワイトのステッカー。
いぶかしげな顔の涼介。
「レッドウィンズはハイウィンズの妹分だったの。」
「それは知ってるよ。」
「たかにーはステッカー嫌いでした。」
「それも知ってる。」
「じゃあなぜハイウィンズ
ってチーム名だったのでしょう?」
「それは…知らない。」
小さく首を振った涼介。
深呼吸した女神。
「あたしがね…つけたの。
たかにーの口癖をヒントに…」
「貴之の…口癖?」
「うん。
バトルに勝つと…
いつも言ってた。
『ハイ、勝ち!』って…」
「あっ…」
思い出す風景。
くわえタバコで白い車体から降り立つ男。
端正な顔に浮かぶ不敵な笑み。
紫煙を吐き出しながら自慢げに言う決めゼリフ。
「そうだ…言ってた。」
「うん…それを
たかにーだから『高い』でHIGH
『勝ち』でWIN。
だからハイウィンズは
HIGH WINSなんだよ。」
ローマ字を一つずつ
ゆっくりと口にする女神。
見開かれた切れ長の瞳。
「えっ」
「もちろん妹分のレッドウィンズも
そのままRED WINSでした。」
「だって…」
見つめるステッカー。
違うスペル。