赤い風。
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「片付けたら…あやかが消えそうな気がして…
怖くてさわれなかった。」
「たっくん…」
写真嫌いの拓海。
一枚も無いツーショット。
「あやかと出会えて
この部屋にあやかがいた事…
全部が夢だったんじゃないかって思ったりして…」
見つめる薄茶の瞳。
そっと撫でる頬。
「夢でいいの?」
「えっ」
「たっくんが…
あたしとの事を夢にしたいなら…
あたしはもう…会いに来ないよ。
そしたら夢のままで」
「やっいやだっ!
夢なんかにしたくないっ
あやかを愛してるんだ。」
首を振って必死に訴える拓海。
目を閉じた女神。
「はぁ…もう…
その声でそんなセリフ…
言わないでよ。もうっ」
「愛してる。」
「ズルいっ」
「愛してるよ。」
「あたしは涼介さんを愛してるもん!」
「いいもん。俺はあやかを愛してるもん!」
「まねしないでよっもう!」
「愛してるよっもう!」
「たっくんっ」
とんがった唇。
ふくれたほっぺた。
まぶしそうに笑った拓海。
「ははっほんとかわいいな。
だめだこりゃ。」
「何が!」
「嫌いになんかなれないよ。
どうやったって…」
寂しげに笑った優しい瞳。
膨らんだ頬をつつく指。
抜けた空気。
怖くてさわれなかった。」
「たっくん…」
写真嫌いの拓海。
一枚も無いツーショット。
「あやかと出会えて
この部屋にあやかがいた事…
全部が夢だったんじゃないかって思ったりして…」
見つめる薄茶の瞳。
そっと撫でる頬。
「夢でいいの?」
「えっ」
「たっくんが…
あたしとの事を夢にしたいなら…
あたしはもう…会いに来ないよ。
そしたら夢のままで」
「やっいやだっ!
夢なんかにしたくないっ
あやかを愛してるんだ。」
首を振って必死に訴える拓海。
目を閉じた女神。
「はぁ…もう…
その声でそんなセリフ…
言わないでよ。もうっ」
「愛してる。」
「ズルいっ」
「愛してるよ。」
「あたしは涼介さんを愛してるもん!」
「いいもん。俺はあやかを愛してるもん!」
「まねしないでよっもう!」
「愛してるよっもう!」
「たっくんっ」
とんがった唇。
ふくれたほっぺた。
まぶしそうに笑った拓海。
「ははっほんとかわいいな。
だめだこりゃ。」
「何が!」
「嫌いになんかなれないよ。
どうやったって…」
寂しげに笑った優しい瞳。
膨らんだ頬をつつく指。
抜けた空気。