あたしの答え。
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「2人で幸せになる…」
「そうだよ。
だってあたし…」
言いかけて溢れだす涙。
優しく拭う涼介の指。
「あやか…どうした?」
「あたし…
涼介さんの幸せが
あたしの幸せなの…」
涙でかすれた声。
膝に頬をすり寄せるあやか。
じわりと熱くなる胸。
こみ上げる愛おしさ。
こぼれた雫。
「俺も…
あやかの幸せが
俺の幸せだよ。」
薄茶の髪に落とすキス。
あやかの幸せを願ってた。
あやかが笑顔でいられるなら
そのためならなんでもする。
そう思ってた…
俺の幸せが
あやかの幸せ?
そんな…
考えてもみなかった。
「俺たちは…だいぶ遠回りしたね。」
耳に囁くと小さく頷く愛しい人。
「でも…
人生にムダなことなんてないんだよ。」
「そうだね…」
不意に響いたノックの音。
「あやか?
入っていい?」
神妙なワタルの声。
慌てて枕に頭を乗せるあやか。
そっと立ち上がった涼介。
「うん。いいよ。」
開いたドア。
どやどやと入ってくる見慣れた顔。
揃って赤いまぶた。
「あ…たっくん…」
「そうだよ。
だってあたし…」
言いかけて溢れだす涙。
優しく拭う涼介の指。
「あやか…どうした?」
「あたし…
涼介さんの幸せが
あたしの幸せなの…」
涙でかすれた声。
膝に頬をすり寄せるあやか。
じわりと熱くなる胸。
こみ上げる愛おしさ。
こぼれた雫。
「俺も…
あやかの幸せが
俺の幸せだよ。」
薄茶の髪に落とすキス。
あやかの幸せを願ってた。
あやかが笑顔でいられるなら
そのためならなんでもする。
そう思ってた…
俺の幸せが
あやかの幸せ?
そんな…
考えてもみなかった。
「俺たちは…だいぶ遠回りしたね。」
耳に囁くと小さく頷く愛しい人。
「でも…
人生にムダなことなんてないんだよ。」
「そうだね…」
不意に響いたノックの音。
「あやか?
入っていい?」
神妙なワタルの声。
慌てて枕に頭を乗せるあやか。
そっと立ち上がった涼介。
「うん。いいよ。」
開いたドア。
どやどやと入ってくる見慣れた顔。
揃って赤いまぶた。
「あ…たっくん…」