新たな決心。
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なんなんだよっ
せっかく俺が元サヤにしようとしてんのに!
「お前はお前の好きにすればいい。
俺はもう…いいんだ。」
「兄貴…」
思い出す赤城の夜。
微笑む兄。
寄り添う女神。
笑顔のワタル。
確かに幸せだった自分。
「よく…ねぇよっ!」
少し震えた声。
止まる音。
「啓介?」
「よくねぇだろっ!
どう考えたって
あやかには兄貴が一番合ってる!」
やっと振り返った兄。
不思議そうな顔。
怒りと哀しみと切なさの混じった表情の啓介。
「俺のせいでっ
2人は」
「啓介!もういい!」
「よくねぇっつってんだよっ」
「罪悪感なら必要ない!
もういいんだ!」
「よくねぇよっ」
俯いた啓介。
食いしばる歯。
俺のせいで全部が終わった。
あの楽しかった夜は
二度と戻ってこねぇのか…
こんなの…ぜってぇよくねぇよ。
「俺は…」
「お前があやかを好きだと言うならそれでいい。
でも…藤原との事には口を出すな。」
「なんでだよっ」
「あやかが俺より藤原を選んだ。
それはそれで仕方のないことだ。」
まっすぐに自分を見つめてゆっくりと話す兄。
ツンと痛む鼻。
滲んだ風景。
せっかく俺が元サヤにしようとしてんのに!
「お前はお前の好きにすればいい。
俺はもう…いいんだ。」
「兄貴…」
思い出す赤城の夜。
微笑む兄。
寄り添う女神。
笑顔のワタル。
確かに幸せだった自分。
「よく…ねぇよっ!」
少し震えた声。
止まる音。
「啓介?」
「よくねぇだろっ!
どう考えたって
あやかには兄貴が一番合ってる!」
やっと振り返った兄。
不思議そうな顔。
怒りと哀しみと切なさの混じった表情の啓介。
「俺のせいでっ
2人は」
「啓介!もういい!」
「よくねぇっつってんだよっ」
「罪悪感なら必要ない!
もういいんだ!」
「よくねぇよっ」
俯いた啓介。
食いしばる歯。
俺のせいで全部が終わった。
あの楽しかった夜は
二度と戻ってこねぇのか…
こんなの…ぜってぇよくねぇよ。
「俺は…」
「お前があやかを好きだと言うならそれでいい。
でも…藤原との事には口を出すな。」
「なんでだよっ」
「あやかが俺より藤原を選んだ。
それはそれで仕方のないことだ。」
まっすぐに自分を見つめてゆっくりと話す兄。
ツンと痛む鼻。
滲んだ風景。