新たな決心。
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「よしっ行くぞ!」
小さく囁いてから
意を決してするノック。
「兄貴、入るぞ。」
返事も聞かずに開けたドア。
ひどく懐かしい匂い。
背中を向けたままの兄。
「いま忙しい。
下で待ってろ。」
「史浩たちはまだ来ねぇよ。
それにDの話じゃない。」
突き放すような声に
食い下がる啓介。
カタカタと響くキーボードを叩く音。
「それならなおさらだ。
お前と話すことはない。」
単調な声にむっとする啓介。
「あやか…」
呟くと一瞬途切れた音。
してやったりと笑う弟。
「あやか…今
藤原と付き合ってるぜ。」
返事もせずにマウスをいじる兄。
無関心なふりしやがって…
ホントは兄貴だって
あやかの事まだ好きなんだろ?
だったら…俺が…
「それがどうした?」
返って来たのは
やはり冷たい声。
「どうしたって!
兄貴はそれでいいのかよっ」
「もう俺には関係ない。」
「関係ないって!?
本気かっ?」
「あやかが…
誰と付き合おうが彼女の自由だ。」
「なっ」
言葉を失う啓介。
「それ…
本気で言ってんのか?」
「俺がこの場面で冗談なんて言うと思うか?」
またカタカタと響き出す無機質な音。
小さく囁いてから
意を決してするノック。
「兄貴、入るぞ。」
返事も聞かずに開けたドア。
ひどく懐かしい匂い。
背中を向けたままの兄。
「いま忙しい。
下で待ってろ。」
「史浩たちはまだ来ねぇよ。
それにDの話じゃない。」
突き放すような声に
食い下がる啓介。
カタカタと響くキーボードを叩く音。
「それならなおさらだ。
お前と話すことはない。」
単調な声にむっとする啓介。
「あやか…」
呟くと一瞬途切れた音。
してやったりと笑う弟。
「あやか…今
藤原と付き合ってるぜ。」
返事もせずにマウスをいじる兄。
無関心なふりしやがって…
ホントは兄貴だって
あやかの事まだ好きなんだろ?
だったら…俺が…
「それがどうした?」
返って来たのは
やはり冷たい声。
「どうしたって!
兄貴はそれでいいのかよっ」
「もう俺には関係ない。」
「関係ないって!?
本気かっ?」
「あやかが…
誰と付き合おうが彼女の自由だ。」
「なっ」
言葉を失う啓介。
「それ…
本気で言ってんのか?」
「俺がこの場面で冗談なんて言うと思うか?」
またカタカタと響き出す無機質な音。