『あやか…えれぇキレイになってたぞ～
彼氏いまいねぇって言ってたけど分かんねーぞ！
早くしねーと誰かにさらわれちまうからなっ』
酔うと何度もけしかけた文太。
聞き流すふりをしていた自分。

「なんだか不思議だな…
偶然でこんなにいろんなつながりがあるなんてなぁ…」
「女神の奇跡…」
不意に呟いた拓海。
また笑う星野。

「その通りだっ
別れてへこんでる今
君と会うんだからなぁ…
すげーよなぁ。あやかちゃんは…」
「そうですね…
俺たちが今日来たのも全くの偶然ですから。」
「すべてには意味があるんだな…うん。」
「あっ戻って来た！」
耳に届いたエキゾースト。
姿を現した３２。

「お～やっぱりあやかちゃんか！
城ちゃん…まだ来ない？
そんなにぶっちぎられたのかっ？」
呆然とする３人の前に止まった青。
タバコをくわえたまま降りてきた女神。

「げっ！
タバコ吸いながらバトルかっ！
かなわねぇなぁっ女神さまっ！」
浮かんだ不敵な笑み。
見とれる３人。
やっと戻って来たゴッドアーム。

「お疲れちゃ～ん。」
にっこり笑って手を振るあやか。
嬉しそうに笑って答える城島。