「オレも…ちょっと許せないな。
娘兼一番若い女友達だからね、あやかちゃんは…」
「オレは娘兼一番若い彼女だ。」
「とにかくそういう事だから…
相手の指定はないんだよね？」
「あっはい…」
慌てて頷く史浩。


ゴッドフットにゴッドアーム！

涼介はこの２人が出てくることも予想してるのか？

伝説の２人だぞっ


「あ…やっと離れた。
また泣いてるな…あやかちゃん。」
「だからジロジロ見るなって！」
「しかしこんな日に会っちまうなんて…
お持ち帰りされちまうぞ！」
「別に…いいじゃないか。」
「城ちゃんっ？」
「あやかちゃんがしたいようにすればいい。
決めるのはあやかちゃんだ。」
「うっ…確かにな。」
自分の車内を気にしながらタバコを取り出す星野。
ぼんやりと２人を眺める城島。


あやかちゃん…


オレは嬉しいよ。

やっと貴之の思い出から解放されるんだ。


同じ声の違う彼。

きっと君を導いてくれるはずだよ。

アレは本気で恋する男の目だ。


幸せになるんだよ…


優しい父親のまなざし。
ため息をつきながらも
どこか嬉しそうなオッサン２人。