それぞれの気持ち。
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「あのね…」
大きく息を吐いて口をつぐむあやか。
不思議そうにのぞき込む涼介。
「どうしたの?」
「んとね…」
「うん。」
「あ…あのね。」
「何?」
「うん…」
「あやか?
大丈夫だよ。
言って?」
切れ長の瞳に宿った熱。
それをしっかりと感じ取った薄茶の瞳。
「あたし…
去年の秋…
男の人に…無理矢理…」
目を見開く涼介。
「ちがう…
えっと…途中で知らない人が助けてくれて…
うん…大丈夫だったんだけど…」
一生懸命に話す震えた声。
「だから…怖いの。
たぶん…まだ…」
俯くあやか。