それぞれの気持ち。
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「におい…しないけどなぁ。」
くんくんと匂いを嗅ぐあやか。
ふっと笑う涼介。
「自分の匂いは自分じゃ分からないからね。」
そう言ってあやかを後ろから抱きしめる涼介。
鼻をくすぐる甘い香り。
「涼介さん…」
包み込む太い腕に添えられる小さな手。
涼介はあやかの髪の毛にキスして
そのまま深呼吸する。
「あやかはいつも
いい匂いがする。」
「え~?何もつけてないのに?」
「でも…いい匂いだよ。」
嗅覚からの刺激。
呼び起こすあの日。
初めてあやかにキスした最初で最後の夜。
「あやか…」