それぞれの気持ち。
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「まだまだだな…俺…」
自嘲気味に笑う啓介。
閉じた瞳からこぼれる雫。
なんだよ…俺…
あやかのこと
こんなに好きだったのか…
いま気付いた…
アホだな。まったく…
「う…く…」
そのまま泣き崩れる啓介。
言わなければよかった。
言わなければ…
あやかの横にいれたのに…
俺が動いたから
あやかは兄貴のものになっちまった。
アホすぎる
「くそぉっ…」
拳で叩く床。
まだ聞こえる会話。
激しく首を振る啓介。
立ち上がった啓介は
部屋を飛び出した。
右手にはFDのキーを握りしめて…