それぞれの気持ち。
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「そーゆーことかよっ」
壁に背をついてうなだれる啓介。
聞こえた会話。
いろんなものを背負ってるんだろうな…
初めて会ったあの夜。
少しの同情と大きな衝撃。
忘れられない寝顔。
あぁ…
あの時から俺は…
目を堅く瞑って
唇を噛む啓介。
どうして言えないのか
ちゃんと聞いてやればよかった。
嫌いじゃないって言ってたじゃねぇか。
それを俺は…
滲む風景。
鼻をすする啓介。
でも…
兄貴には言った。
俺はあやかを分かってやれなかった。
ただ自分の想いをぶつけただけで…
汚ねぇ独りよがり…