それぞれの気持ち。
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来た…
テーブルの上のコーヒーを一口。
大きくため息をつく涼介。
高鳴る胸。
思わず苦笑い。
あやかに会えるのが嬉しいのか?
もう…
啓介のものかもしれないのに?
ぎゅっと瞑る目。
繰り返す深呼吸。
頭の中で繰り広げるシミュレーション。
そうだ。
あやかのそばにいられたらそれでいい。
啓介の彼女。
それでもかまわない。
そばにいたい。
もう…
離れたくないんだ。
あ…戻ったか。
隣の部屋のドアが閉まる音。
一段と早鐘を打つ胸。
響くノック。
「涼介さん…いる?」
愛しい人の声。