それぞれの気持ち。
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当たり障りのない会話。
気まずい空気。
打ち破ったのは啓介。
「なぁ…
やっぱり…返事
聞きてえんだけど。」
「えっ」
思わず啓介を見つめるあやか。
同時に高まる心拍数。
喉がカラカラだぜ。
俺のこと
好きじゃないのか?
「言えない答えなのか?」
「えっ?言えないって?」
「だから…」
口をつぐむ啓介。
嫌いなのかってことだよ。
なんて言えねえって!
ため息をつく啓介。
啓介…
怒ってるの?
あたしは啓介が好きだよ。
でも言えない。
分かって…
こわいの…
「うん…言えない。」
俯いて呟いた言葉。