「そうだな…Ｄの遠征先まで来てたし…」
「あやかにまで危害が及ぶとは思ってなかった。
…許せない。」
拳を握りしめる涼介。
そんな姿を見るのは初めてで驚く史浩。

「でも…それはあなたのせいじゃない。」
不意に言ったのはワタル。
はっとする２人。

「どこにでも暴走するバカはいる。
それを全部しょいこんだって
どうしようもない。
昔…俺にも同じ事があって
あやかの追っかけの男にからまれたけど…
でも俺はあやかのせいだなんて思わない。」
理不尽な暴力。
助けに来たあやか。
ボコボコにされた男たち。