車中。【涼介編】
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「話ってなに?」
走り出したFC。
切り出したあやか。
「ん?そうだね…
どこから話せばいいのかな?」
「そんなに…長い話?」
「ん…長くはないよ。
4年前の話。」
「4年前?」
唇に手を当て考え込むあやか。
「あやかは…
俺の事おぼえてない?」
「えっ?」
あやかは思わず涼介を見つめた。
信号待ちで停車。
ゆっくりと自分の方を向く顔。
聞いたことのある名前。
懐かしい体温。
「高橋涼介…りょうすけ…」
口の中で呟くあやか。
「忘れちゃった?」
「う~ん…りょうすけ?
あ~っっ!」