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それから、少しの月日が経って私は2年になった


ユンギさんは、私が思っていたよりも怖い人じゃなくて

笑うと笑顔が可愛いってこととか
思いのほか優しいことがサークル活動をしていくうちに分かった

『先輩』

そんなことを考えていると、
後ろから声が聞こえて振り返る。

そこには可愛らしい笑顔をうかべるジョングク君がいた

🐰「ボーっとして何考えてるんですか?」

ジョングク君は、サークルに新しく入ってきた1年生で
とっても愛嬌があって可愛らしい子。

なぜか私に懐いてくれている

「んー、ちょっとボーとしてただけだよ」

🐰「もしかして今日が楽しみ過ぎてあんまり眠れなかったとか?」

そう、今日はサークルの合宿が始まる日

高校の時より長くなった夏休みは、
大抵の人がサークルの合宿に行く。

私もその中の一人。
だけど、うちのサークルは"合宿"と言っているけど
ただの旅行を楽しむだけの娯楽に過ぎなかった。

"写真サークル"だし、
自分が綺麗だと思った景色を撮ること以外は、遊んだりするだけ。

「えへ、ばれた?実は楽しみすぎてあんまり眠れなかったの」

そう言って笑ってみせるとジョングク君は私から顔を背けた。
そんな彼を不思議に思って名前を呼んで顔を覗こうとするけど

🐰「今、こっち見ないでください」

そう言ってまたそっぽを向かれた。
私は何かしたのかと少しだけ不安になってジョングクの様子を伺っていたら、
急にジョングク君がこっちに振り返り

🐰「すみません。もう、大丈夫です。」

そういう彼の耳の先が少しだけ赤い気がするのは気の所為だろうか。



🐰「ヌナ、その荷物貸して」

そう言って私の合宿中に必要な服やらなんやらを詰め込んだ
キャリーケースと大きなバックを軽々と持ち上げて車のトランクに入れてくれたジョングク君。

可愛い顔をしていても、やっぱり男の子で力があるんだなぁと感心した

「ありがとうジョングク君」

🐰「お礼に一緒に車乗ってくれます?(笑)」

「え、逆にそんなのでいいの?」

お礼じゃなくても乗るよ?って言ったら

🐰「じゃぁ、………隣に乗ってください(笑)」

そう言って少し照れくさそうに笑うから、

可愛い可愛い後輩を持ったなぁと思いながら了承した。
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