12話＊再会＊


店長:森川くーん
レジ頼めるか？


森川 純:あっ、はい！
今行きます！

絵梨花、なんか飲み物いる？


生田絵梨花:あ、うーん
純くんのおススメで！


森川 純:わかった
ちょっと待ってて！


生田絵梨花:ありがとう！


齋藤飛鳥:あいつとは幼稚園から一緒？


生田絵梨花:うん、小学4年まで
一緒だったよ！


齋藤飛鳥:そうなんだ…


星野みなみ:飛鳥ちゃん、気になるんだね！
森川くんの過去！笑


齋藤飛鳥:別に気になってません！


星野みなみ:ふーん！笑


生田絵梨花:純くんのこと
本当に好きなんだね！笑


齋藤飛鳥:違うってー！


生田絵梨花:でも、過去気になるでしょ？笑


齋藤飛鳥:そりゃ、ちょっとは…


生田絵梨花:ほらー
やっぱり！笑


齋藤飛鳥:うるさいなぁ…////


生田絵梨花:しょうがない！
教えてあげるよ！笑

本当はすっごくモテたんだ…
純くんのこと好きな子
いっぱいいたんだよね…


齋藤飛鳥:そうなの？
あれが…
モテたのか…


星野みなみ:バレンタインもらえなくて
泣いたんじゃなかった？


生田絵梨花:それは、私！笑
小さい頃ってバレンタインのこと
よくわかんないじゃん？笑
純くんがたくさんもらってるのが羨ましかったの…笑


星野みなみ:そうだったんだ！


生田絵梨花:純くんは
いつも誰に対しても優しくて
面倒見が良くて…
みんな大好きだった…


星野みなみ:たしかに優しい！


生田絵梨花:その中でも、私と1番仲良かったから
みんなに嫉妬されて…
いじめられて…
だから…海外に逃げたんだ…


星野みなみ:それは辛いね…


生田絵梨花:純くんも
それは知ってて…
俺が守るって言ってくれたんだけど…

私がピアノを取っちゃったんだよね…

失敗したなぁ…笑


齋藤飛鳥:…

(聞かなきゃよかった…

やっぱりモテるんだね
純くん…

この先が不安…

信じてないわけではないけど
なんとなく、生ちゃんに取られる気がして恐くなった…

純くんは誰にも渡したくない…

うーん…
でも、どうしよう…

可愛いことなんて、出来ないよ…)