7話＊応え＊


森川 純(俺は、応えを伝えるために…
山下を屋上に呼び出した…)


山下美月:森川先輩っ！


森川 純:山下…
ごめん…


山下美月:…
私こそ…ごめんなさい…


森川 純:えっ？


山下美月:いやぁ…
バスケ部のキャプテンに告られちゃって…

先輩より背高いし、カッコいいし…
その人とお付き合いすることになりました…

ごめんなさい…


森川 純:えー…

そっか…
まぁ…俺が待たせすぎちゃったしな…

山下が幸せなら…いいと思う…

良かったな…


山下美月:はい！

森川先輩も幸せになってくださいね！


森川 純:ありがとう…


山下美月:じゃあ、私戻りますね！


森川 純:おう…

(そっかぁ…
俺より背が高くて…カッコいいやつか…笑
ちょっと寂しいな…)


白石麻衣:それ、嘘だから！


森川 純:えっ…
それ？どれ？

つか…いつから居たの…？


白石麻衣:ずっと…

バスケ部のキャプテンに告白されてたけど…
美月断ってたよ…


森川 純:…えっ…そうなの…


白石麻衣:君の返事待たずに
美月がOKするわけないじゃん…


森川 純:…そうですよね…


白石麻衣:強がってんのよ…

フラれるくらいならふってやれって
私が言ったんだけどね！笑


森川 純:…そうなんだ…


白石麻衣:美月振ったんだから
幸せにならなきゃ許さないよ！


森川 純:…はい…

(みんなが背中を押してくれてる…

けど…俺…まだ気持ち整理出来てないんだよな…

西野さんもどう思ってるかわかんないしな…

とりあえず…
2人でゆっくり出かけた事ないし…
誘ってみるか…)