21話＊このままずっと…＊


白石麻衣(純くんが事故にあって1週間が経った…

まだ目を覚ましてくれない…)


高山一実:あぁ…
もうさぁ…文化祭どころじゃないよね…


衛藤美彩:本当本当…


桜井玲香:私たちにできることがあれば良いんだけどね…


若月佑美:うーん…


高山一実:祈るしかないよね…

まいやんもなぁちゃんも…
ずっとため息ばっかだし…


若月佑美:2人にとって森川くんの存在は大きいからね…


秋元真夏:みんなぁー！

差し入れ買ってきたよー！

あれ？
ちょっとぉー
全然準備進んでないじゃん！

こういう時こそ
甘いもの食べて元気出そ！


若月佑美:そうだよね！

私たちは私たちに出来ることをしよ！


桜井玲香:そうだ、そうだ！


秋元真夏:まいやん、なぁちゃんも
一緒に食べよう！


白石麻衣:私はいいや…


西野七瀬:ななも…いいや…


秋元真夏:2人ともちょっと痩せたんじゃない？

ちゃんとご飯食べてる？


白石麻衣:食欲がなくて…


西野七瀬:なんも喉通らへん…


秋元真夏:ダメだよっ、ちゃんと食べなきゃ
2人が倒れたら誰が森川くんのそばに居てあげるのっ？


白石・西野:・・・


秋元真夏:強制でこっち来て食べなさい！


白石・西野(2人が同時にドーナツにかぶりついた…

そして、2人同時に泣いていた…)


若月佑美:大丈夫だよ…

森川くんは絶対目を覚ましてくれるよ！


衛藤美彩:2人が信じてあげないでどうするの？


白石麻衣:そうだよね…


西野七瀬:…泣


高山一実:みんなで信じて待とう


秋元真夏:よし！

食べたら看板作り再開だっ！


あれ？


桜井玲香:どうしたの？


秋元真夏:お店の名前
ズッキュンもつ煮じゃないっ！


若月佑美:あ、変えた！

ズッキュンだと真夏のお店になっちゃうから


秋元真夏:えー？！

だって、これ
アメイジングもつ煮って
思いっきりかずみんが
出てるじゃーん


衛藤美彩:そりゃ、真夏よりかずみんでしょ！


秋元真夏:みさみさ、どういう意味？


衛藤美彩:そのまんまの意味だよ！


秋元真夏:ひどーい…


全員:あはは


桜井玲香:やっと2人
笑ったね！

笑って良いんだよ？
森川くんだって
絶対そう言うよ！

笑顔で待とう！


白石・西野:うん…