8話＊解決方法＊


キーンコーンカーンコーン

森川 純(よし、終わったぁ！

さて、公園向かうか！

七瀬はもう帰ったか…
本当に話さなくなっちゃったな…)


・・・・・・・・・・・・・・
高山一実:森川くん！
ごめん、待った？
先生の話が長くてさぁ…


森川 純:全然大丈夫！
俺も今来たとこ！


高山一実:そっか、良かったぁ
森川くん、本当優しいよね！


森川 純:全然優しくないよ…
俺は最低だ…


高山一実:そんなことないよー！

そうだ、ここじゃあれだし
どっかお店入ろうか！


森川 純:うん…

(俺らは近くのドーナツ屋さんに入った)

高山一実:ここね、まいやんのお気に入りの店なんだよ！

あんなに細いのに、甘いもの大好きなの！
すごいよね！


森川 純:そうなんだ、すごいね！
(白石の好きな店か…)


高山一実:さて、話聞くよ！


森川 純:あ、うん
ありがとう…

実はさ
ビュッフェのあとから2人に避けられてる気がして…

七瀬も口きいてくれないし
白石も屋上来なくなっちゃったし…
俺、2人になんか変なことしたかな…？


高山一実:なるほどねぇ…
本当に気がついてないの？


森川 純:えっ？…うん…


高山一実:ずばり、森川くんが誰を好きなのか
ハッキリさせれば
全て丸く収まるよ！笑


森川 純:やっぱりそこか…


高山一実:そこしかない！

まいやん、きっと自分の気持ちをストップさせてると思う…

私も詳しくは知らないけど
前にちょっとあったみたいだよ！


森川 純:そうなんだ…

(そういえば、俺が彼氏いるか聞いた時
何かを抱えてる感じだったな…
白石、過去に何があったんだろ…)