澪→レイ
高揚感(昌平君)*暴力,死,狂愛,多少のR-15含みます
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ここ咸陽の執務室にて書簡を開いては一読し閉じ、時に真新しい書簡に筆を走らせる
この作業を繰り返し右手の人差し指と親指を両目頭より少し上のところをぐっぐっ、と押す
それもそのはずだ、夕餉も取らず執務に没頭していたからだ。
今宵も私邸には帰れぬな、と思いながら一息つこうと文机とは別の、執務室の中央に置いてある机と長椅子に腰掛け茶器を弄る
ふと夜風に当たりたくなり、桜が散り、成長した若葉が月明かりで綺麗に照らされた緑広がる庭を眺めながら護衛は無用と伝え豹司牙からの過保護な言葉を置き去りにし、静かに王宮から出る
流石にこの時間の為、誰もが寝台に身体を預けあすの為に目を瞑ってる頃で人っ子一人歩いていない
「…?」
微かだが、何処からか声が聞こえるが、耳をすましても今度は何も聞こえてこない
人の声なのかなんの音なのかさえも分からないほどに小さかった
気のせいかと思いまた歩き出す
「…っ、…ぁっ〜〜」
足を止める
矢張り気のせいではないようだ
よく見るとここは、澪の住む家がある通りであった。
なぜだか胸騒ぎがして、よくない事とは百も承知の上で他人様の家を微かに空いた半蔀(はしとみ)を恐る恐る覗き見る
「っ!」
そこにあった光景に俺は夢か現か疑いたくなるようなモノだった
そこにあった光景とは、寝台の四柱に手足を一縄ずつ拘束され身動きが取れないであろう澪が、布を一切纏わず男に陵辱されて甘美な声で啼く俺の知らない淫らな澪の姿であった
その姿を見て、酷く興奮した己にほとほと嫌気がさす。なのになぜか目が離せなかった。
あの彼女の姿からは、嫌がってるようには見えなかったように思えてしまい、同時に男に対して心の奥底から黒いどろどろとした気持ちが湧き上がってきた
それからというもの、俺は毎日のようにあの時のことが鮮明に思い出され己の下半身に熱が集まるのを感じ自慰をする日々が続いた
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