澪→レイ
王騎軍と合コン(王騎、騰、録嗚未)
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「私が説明しよう」
そうファルファ…騰さんが言う
「十月ほど前、中華という七国に分かれ敵対し、戦を繰り返し、、、、、」
騰さんの話を簡潔に話すと、つまりこうだ
10ヶ月ほど前に今の中国がまだ7つの勢力に分かれて戦いを繰り返してて、31代目の若き王がかつて王騎さん達が慕ってたその時の王までとは行かないがそれ以来の輝き、中華統一という夢を叶えるため第1歩を踏み出したところ、すごい卑怯者の矢により宿敵との戦いに水を差され敗れてしまい、いい感じで危機から抜け出していい感じに感動で王騎さんが目を閉じ、騰さん、録嗚未さんが次に瞬きをしたら現在の日本に居たと。
しかも王騎さんも生きてたというより昇天する寸前だったのかも?
どうやってきたかも分からないので当然帰り方も分からない
そうこう戸惑ってるうちに、警察に銃刀法違反だのなんだの職質やらされなんとか怪しいものでは無いということで矛やら剣やらそれぞれ没収されてしまったそう…
よく、斬らなかったですねと言いたいところだが、黙っておこう
『その甲冑?は没収されなかったんですか?王騎さんのはかなり肩幅もあってボコボコとか付いてるし危なそうですけど…』
「これですかァ?これが無いと世は恐ろしくて歩けませんよォ、なので危険が無いことを説明し理解していただけました、ココココ」
しかし矛がないと戻っても龐煖と戦えませんねェと困っていた王騎さん
「ですが殿、戻っても殿はすぐご臨終かと思います」
「おい!騰!(全くうちの副官は…)」
「そうでしたねェ…戻りたくなくなりました」
「ふふ、こっちの世界なんだかんだ言って楽しいんですね」
ミユは呑気にそんなことを言う
フゥー…なんだか色々ありすぎて、疲れちゃった
だってホントかどうかも分からないし
でも嘘言ってるような感じもないし、なんとなく納得出来るところ節々あるし…
ホントだとしたら、めちゃくちゃすごいことだよね
「なんか今日は彼氏見つけるよりもすごい体験した気がする!!」
純粋なルイは今回のメンバーが物珍しかったのか、お酒も進み酔っ払ってそんなことを言う
「澪、お酒は強いんですねェ?」
『強いのかはわかりませんけど、記憶失くしたことはほとんど無いかもです』
「お酒が強い女性、嫌いじゃあありませんよォココココ」
「殿も強いが、騰も強いよな」
「…私は元から強い」
「なんか私、騰さんに惚れちゃったかも…((ヒソッ…」
ルイが目をハートにして騰さんを見つめてる
でも確かに素敵かも…?
でも私はルイほどまでは行かないかな
でも…
今日来てよかったって思ったな
宴もたけなわになり、お会計を済まそうと帰りの準備を始めたところであった
「騰?」
「はっ」
「え!私達も払いますよ!!」
そう言い慌ててレジへ向かおうとするミユに録嗚未さんが
「お金のことなら心配するな」
「え?お金あるんですか?」
「あぁ、俺たちの国の半両銭が物好きなやつがいてすごい価値があるらしく高値がついたおかげで生憎金には困ってなくてな」
なるほど〜…と納得した様子で左手のひらに右手をグーにしてポンっとたたく
よく分からないけどきっとこの人達すごい人達なんだろうな…
彼らがいつか元の時代に戻れることを願って帰路に着くのであった
end.