澪→レイ
違和感(昌平君)SS。冷めてます。
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※基本現パロ系は、口調を現代風にしてしまうと誰かわからなくなるので口調そのままでカタカナ用語入ります
今日も彼の帰りを待つ。
時計の針が23時15分を指したと同時に必ず開くリビングの扉。
「おかえり」
「…まだ起きてたのか?」
ただいま、の一言もなしにいつもそれ。
起きてちゃ悪い?
「ここ数ヶ月前から、帰り遅いね?お仕事するのもいいけどもう少し自分の身体も大事にしてね」
「…あぁ」
結婚して3年。
ここ数ヶ月前から彼は帰りが遅くなった。
それだけじゃない。かすかな違和感。
彼は知らない香りを一緒に纏って帰ってくるようになった。
香水とかそんなんじゃない。もっと身近な香り。
例えば…
女物のシャンプーの匂いとか。
「ご飯は?食べる?」
「いや、食べてきた」
知ってる。
「そう…、じゃあ私は先に寝るね。おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
私に背中を向けたままそう言う彼は、脱衣場へ向かい2回目であろうシャワーを浴びに行った。
彼の浮気は、これが初めてじゃない。
私も浮気相手だった。
それがたまたま結婚まで言っただけのようなもの。
最初はお互いちゃんと愛し合ってた。
ただ、いつからだろう?
あぁ、きっと最初から。
奪ったものは奪われる。
私たちはそれを知ってるから自然と距離を置いてるんだ。
彼が気付いてそうしてるかわからない。
無意識なのかも。
結局彼は自分を守るために、他所に女を作る。
そしてそれは
わたしもおなじ。
今日も彼の帰りを待つ。
時計の針が23時15分を指したと同時に必ず開くリビングの扉。
「おかえり」
「…まだ起きてたのか?」
ただいま、の一言もなしにいつもそれ。
起きてちゃ悪い?
「ここ数ヶ月前から、帰り遅いね?お仕事するのもいいけどもう少し自分の身体も大事にしてね」
「…あぁ」
結婚して3年。
ここ数ヶ月前から彼は帰りが遅くなった。
それだけじゃない。かすかな違和感。
彼は知らない香りを一緒に纏って帰ってくるようになった。
香水とかそんなんじゃない。もっと身近な香り。
例えば…
女物のシャンプーの匂いとか。
「ご飯は?食べる?」
「いや、食べてきた」
知ってる。
「そう…、じゃあ私は先に寝るね。おやすみ」
「あぁ、おやすみ」
私に背中を向けたままそう言う彼は、脱衣場へ向かい2回目であろうシャワーを浴びに行った。
彼の浮気は、これが初めてじゃない。
私も浮気相手だった。
それがたまたま結婚まで言っただけのようなもの。
最初はお互いちゃんと愛し合ってた。
ただ、いつからだろう?
あぁ、きっと最初から。
奪ったものは奪われる。
私たちはそれを知ってるから自然と距離を置いてるんだ。
彼が気付いてそうしてるかわからない。
無意識なのかも。
結局彼は自分を守るために、他所に女を作る。
そしてそれは
わたしもおなじ。
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