澪→レイ
他の誰かと笑わないで
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そう考えてたら、なんだかもう当たって砕けた方が毎日辛くないのではと思ったけど
結果はわかってるし、私はその後ここにはいられなくなってしまう
というか居たくないと言うのが正解か
だけど
「お…きさ、まは…」
口が勝手に動いて
「きょ、うさまのこと、が…っ」
なのに苦しくて上手く喋れなくて
「どうしたのですかァ?澪…」
消え入りそうな声で
でも確実に動く私の唇
「すき…なの、ですっ、か…?
わたっし、では、だめ なのです…か?
っ…!」
そこまで言い、あっ、とやっと口に手を持ってきて慌てて塞いだ
「あっ、あのっ…!ち、ちがうんです!長湯でのぼせてしまった上に転びそうになってしまってびっくりしてしまって、そのっ…っ!」
王騎様の男らしい右腕がゆっくりこちらに向かって動き出してることにも気づかず
綺麗な夜空のせいなのか
王騎様の色気をました瞳が私を見つめたままで
離してくれないから
「ご、御無礼を失礼致しました!っおやすみなさい!」
どうしようもなくて小さく頭を下げた後その場から逃げるように去った
「困ったものですねェ…この王騎が…ですか…」
その言葉の意味は
王騎以外誰にもわからないのであった
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