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さようなら世界

左胸を血で濡らした泥棒を抱きかかえる一人の黒い男。
冷たい感触も、自分を見つめ返すことのないその瞳も、決して開くことのないその唇も、全て、嘘のように感じた。
「らしくねぇよ・・・ルパン・・・」
赤いジャケットを身に纏った彼はもう動かない。
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