主≠監。
betray the tongueⅣ
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『ちゅる……んん、はぁ……ン、ちゅ……。フフ……何か言いたげだな』
『っ……なに…を……?』
『んー?たとえばまだ……胸は舐めてくれないのか……とか?欲しいよな?今いちばん。お前……突かれながらそうされるの好きだもんな……乳首と乳輪れろれろってされるの』
『そ……ッ!!んん……っ…、あ……、待……!』
トレイの先を見据える、頭の回転の速さにはいつだって脱帽させられる。
その思考は名無しにとって彼以外の異性を思い出させるものも多少あれど、トレイといるベッドの中での出来事は、どうしたって名無しは後手に置かれていた。
薄らと現れる鳥肌に、トレイは楽しげに指を滑らせ続けてゆく。
ふと、吐く息を感じる場所に唇が近付いて、その絶妙な距離感と一緒に乗せられた彼の言葉に気持ちが揺らぐと、名無しはいくつもの隙をつくっていた。
『もうみみ…首もやだ……っだめ……あ……』
『ン……はぁ…ちゅ…――……あとお前が想像してるのは……奥突かれながらクリ舐め回されたときのコトかな。なあ……あのときと同じだぞ……今の締め方と感じ方』
『ッ……ち、が……!!は、ァ……ッッ』
『フッ……違わないな……ン…。もうずっとぐしょぐしょだ……あぁ俺も腰止まらない…めちゃくちゃきもちいい……ア……ああキモチイイ…名無し……ッ…きもちい…っ』
名無しに隙が出来ることをトレイが喜ばない理由はなかった。
それを目的ともしていたからだ。
自分にとって都合の良い、甘い言葉に浮ついたところに降らせる、嬉しい筈の沢山の愛撫。
驚かせるのもさることながら、激しく締め付けられる下半身の正直さゆえ、気後れも心配もトレイには皆無だ。
『ふ、んん……ッ…ん、ぉ……あっ…!ト…レ……もう、みみらめ……むり、きもちい……ら、それ以上……』
胸をもっと攻められたいという本心を名無しが秘めていることなど、既に分かっていたことである。
無論、焦れに焦れた分、そろそろだろうと彼女なりに考えていることも……。
だからトレイはねちねちとしつこく刺激を浴びせ、激しさを孕ませながらいやらしい囁きを続けて名無しを戸惑わせた。
大好きな耳朶への食み、甘噛みされてひくつく全身に窄まる陰部。
分泌されたのであろう真新しい水音は、それだけまだまだ感じていた証拠だ。
数分後、やがて声色が高低差を激しくつけるほど揺れ狂った頃、トレイは名無しの渇望する行為を始める素振りを見せた。