主≠監。
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「や……ァ…、んあ……んっ……ジェイ、ド……奥!ああッ……舌あたって…らめ……」
「らめ、じゃないでしょう?こんなに実って……クリきもちいいって、いつものように言ってください?名無し……ン」
「!ひ……ッ……ぃ、――ああ……っ…」
「名無し」
「ッ――……きもち……ッ、ナカも……クリきもちッ……クリだめ……リ、好い……の、…ああ……ッ!!」
――名無しが下半身を同時に攻められて暫く、頭と耳が認識するジェイドの声音は、もうどちらの発したものかあまり理解できなくなっていた。
たとえ耳元で声が聞こえてもフェイクのそれかもしれない。
芽を美味そうに吸い続ける傍で声を出されても、それすらもジェイドかもしれない。
おぼろげにしか判別できないほど絶頂を目前に、身体の内側も律動の刺激で過敏になっていた。
クチュクチュと続く淫音がどれほど卑猥だったかは、萎えひとつ見せないジェイドのそれがよく物語っていたし、蜜を啜り続けるフェイクがそこから離れないことでも明白だ。
それに、ジェイドの上で弓なる艶めかしい身体は、全身から吹き出る汗がどれだけいやらしかったことか……。
が、ここまで快楽漬けにさせられても、二人は名無しを離そうとはしなかった。
ここからまだまだ求めるのは、彼女の更に、欲望の渦に飲まれた淫らな姿だ――。
「ン……本当に敏感だ……クリを舐め回される度にきつく締め付けて……僕一人じゃあ、こうはいきませんよね。チュ……」
「あ……ジェイド……アッ……!!や……みみ、だめ……」
「ふふ、まさか……今更ダメな筈は。……キュンってなってますよ?また濡れた感触もある……ほら、もっともっと……貴方の本心を聞かせて。……ほら…」
「ッ、んぁ……あ…好、い……おくきもち……ナカ当た……!みみも、もっと舐……あァだめきもちい……きもちいいよ……ジェイド……」
「!ン……ええ……僕も…名無しのナカがたまらなく……んっ……」
繋がって、更に流れた少しの時間。
時々トレイの名をわざと出して挑発していたジェイドも、名無しの落ちようを目の当たりにして、その名を口にすることを今は意識的に控えていた。
もう出さなくても今は大丈夫だろう……そう思ったのが一番だったのと、名無しが自分の名を呼ぶことに、ジェイド自身が愛しさを覚えていたのもまた本音である。
油断したところで耳を舐め、内部を舐って両手は胸を揺さぶる。
ピンとなった乳首を捏ねながら、きゅんきゅんと蠕動している名無しの肉に締め付けられ、ジェイドは珍しく甘い吐息を零した。
求められつつ、その先をせがまれる。
その相手が名無しであることに喜びを感じて、時間をかけて自分とのセックスに依存させてきた甲斐を、この場で強く強く感じていた。
「フフ……さて、名無し?どちらでイキますか……?ん……」
「!!っ…あ……アッ…あ、いくっ……ジェイド……っも…イキそ……っ、いく……」
「!フッ……伺うまでもなかったようだ……そんなに好いんですね、僕の舌……――トレイさんと、どちらのクンニがきもちいいですか?」
「ッ………」
「ふふふ……ご安心ください?答えられなければ舌を離す、なんて子供みたいなこと、僕は言いませんよ……それに」
――同じとき、名無しはジェイドを強烈に締め付けながらフェイクの挑発を浴び、不意を突かれて動揺を隠せずにいた。
トレイのことはもう連想させないでいいという考えでいたのはあくまでジェイドのみであり、どうやらフェイクは違ったようだったのだ。
本体から出た個体がその本体と意識を少し違えていたのは意外でもある。
けれど上下で挟まれ、犯され、ジェイドとフェイクが別々の気持ちを持っていたというのは、名無しにとってはまた別の切り口から見れば刺激にもなっていた。
もっとも、伏せようと決めていたジェイドからしてみれば、それは苦笑いものだったのだけれど……。
まあ、ともあれフェイクが名を出したところで、名無しは既に溶け落ちていたのだ、ゆえにそれは小事に過ぎないものとも言えよう。
自分自身を客観的に見ることも出来た分、ジェイドはフェイクの言動にそれ以上何かを思うことはなかった。
そして……――。
「!!あ……ッ、く……イク……イク…ッ!!ああ……ッ――」
「ん……チュ…、……フフ。――……この瞬間が見たい一心で、僕たちはこうして貴方を愛しているんですから。……達っちゃいましたね、二回目」
比較させられ、俯いた瞬間の隙もまた逃さない。
芽吹いた赤らみを舐め尽くすフェイクの舌は、急激にそこを攻め抜いていた。
ずぶずぶと漏れる新たな蜜は、舐めきれずに臀部やシーツへと垂れ、ジェイドの内腿にもいやらしく絡みつく。
ベッドがグイと大きく揺れれば、それは名無しが甘い甘い嬌声を天井に向けた瞬間と静かに重なる。
それはつまり、彼女の二度目の絶頂を意味していた。
「――……っ…ぁ……ハァ…、ジェイド……、……!?あ……」
「ですからこのまま……ふふ。まだまだ……またイけますよね?名無し。んむ……ちゅ……」
「………――!!」