主≠監。
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「……なに…ッ……!や…」
「もう一度……ね。ええ……もちろん、ちゃんと舐めて差し上げますよ……ですがほら……フフッ。――……どうせなら挿れられながらの方が、いっそ貴方もきもちよくないですか?」
「!!……ッ――」
与えられた享楽に溺れ、混沌のなかから意識が少しだけ舞い戻る。
が、機は既に遅かった。
判断力の落ちた名無しにとっては、もう一度好いことが起きるのだというそれが理解出来ても、常軌を逸した行為にこれから走るだなんて見当もつかないことだった。
ジェイドは舌を使うことが大好きだったし、得手でもある。
それをされることが分かっていても、とろけた頭で考えられるのは、せいぜいその舌が身体にくまなく滑ることくらいだった。
「ひ、ぃ……ッッ…――」
わざとなのだろうか……。
その行為のひとつひとつに既視感を覚えずにはいられない。
折角、自分が大好きな彼のことを……互いに想い合うようになった、トレイのことを忘れられていたというのに。
この部屋でスプリットカードで出された分身は一体のままだった。
けれどトレイにされたのと殆ど同じことを、ジェイドは名無しに浴びせていた。
咥えさせる間もなく望んだ、容赦のない挿入は一瞬の出来事……。
難なくずぶずぶと名無しの奥へと沈んでいったジェイドは、下からゆるやかに突きつつ、淫らに開脚をさせ、彼女の陰部は上部をフェイクへと託した。
そのとき、舌なめずりを見せるフェイクの悪逆たる表情は、目が合っただけで名無しの背筋をゾクゾクとさせた。
ここまでくれば何をされるかは流石に分かったし、逃げ場のない名無しは、それでも上半身だけで必死に抗い、快楽の沼に突き落とされることに期待と不安を孕ませていた。