主≠監。
split card【fake】
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いつの間にかベッドの端にあった名無しの服も、そのうち汚れてしまうかもと危惧され、トレイの手によって投げ捨てられていた。
床にではあるけれど、そこは彼のジャケットの上だ。
これで何にも気を遣う必要がなくなれば、シーツの上はトレイの独壇場になっていた。
名無しは食まれ続ける耳に感じ、甘く噛まれることで背筋を浮かせ、肩もぷるぷると震わせながら変わらず悶えている。
舌が時折白くて細い首筋に走らされれば、違う快楽に嬌声を響かせた。
「はぁ……トレイ…だめ……」
「だめじゃない……んむ、ちゅる……んっ」
「は、ぅ……」
トレイは名無しの肌に指を添え、その曲線という曲線をただなぞっていた。
ラフに口付けるのは、時々アンダーバストや臍周りに対してだ。
両耳あたりをフェイクに隈なく愛でられていた今は、本体の自分が焦らすことで、名無しを焦燥感に溢れさせる。
彼女の感情が爆ぜた時のことを思い浮かべて楽しんでいたあたりは、なかなか卑屈ともたとえられよう……。
「あ……ひぃ、ん……」
「フフ……これは想像以上だな…お前のアソコがどうなってるか楽しみだよ」
「っ……も…」
「耳も……首筋もきもちいいのに、肝心なところはまだ何もされなくて辛いか?胸くらい舐めてよってカオしてるぞ?」
「な……してな…!あ……」
「ハハ……!だって……折角三人にまさぐられるんだ……大事なトコは、全部同時に攻められた方がイイだろう?……俺もそう思うよ」
「トレイ……」
「分かってるんだよ……乳首がこんなに勃ってるんだ。だからもうとっくに、クリも真っ赤に大きくなって……うんといやらしく、俺にねっとりと舐められるのを待ってるよな」
「ッ……」
会えない時は、頭の中で何度だって抱いてきた。
凌辱、征服、屈服もさせる……思いつく限りを尽くして、己に渦巻く真っ黒でいて真っ白な欲を、心労と共にいつも吐き出していた。
トレイが最後に望むのは名無しの笑顔だったからこそ、彼が実際名無しにすることは愛情に満ちた行いばかりである。
アブノーマルを行くのも、それをよしとする彼女の本音が見えていたからこそだ。
「ト……!!いや…いや……やめてッ……」
「フッ……イヤじゃない。お前は期待してる……ん…チュ」
「ッ……あ…――っひ、ぃ……ッ」
トレイの合図が視線によって行われると、フェイクが揃って、名無しの耳元からか細い首筋を辿ってゆく。
彼らは名無しの胸にそれぞれ唇を宛がうと、開口して卑猥に舌を伸ばしていた。
いやらしくブラジャーを捲り、露出させた乳首に触れる仕草それぞれに僅かな違いがあったのも、すべては名無しを悦ばせるためだろう。
そしてトレイはというと、もちろん言葉で煽るがまま、拒否権のない名無しの足を改めて開き、下腹部からゆっくりと陰部に愛情を向けていた。
「あ…ッア……んぁ、ひィ……んッ、お…――ッ!!」
まずは両胸と陰核、三点を一気に攻め立てられ、その瞬間には大きな悲鳴が上がる。
名無しの全身をひくつせる様子がどれほどのものだったかは、トレイたちの下半身の反応を窺えば、実に想像に容易いことだった――。