主≠監。
ipoipo
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――――。
名無しの背がベッドについていない時間は膨らんでいた。
あれから時計がまた、一周しようか否か……今は恐らくそんな頃だった。
「……っ…んむ……」
「ッ……ねえ、……やっぱり気付いてたんだね?お前……オレがココきもちいいって」
「…っ……ん。……毎日、ぴくぴくって……なってたから……はぁ、んむ」
「!んっ……そうそう……ふふ、今まであんまり感じなかったのにねー……不思議ィ…っ」
「ん……チュ…、んぐ……っはぁ……」
四日間のじっくりと愛し合った成果が出ていたのか、勃ち疲れのひとつも起こさないフロイドのそれは、一度も形が変わることはなかった。
名無しのじっとりと、ねっとりとした口淫のおかげも含まれていたのだろう。
きっと普段なら、やりすぎだ……と思うような時間が経っていようとも、二人にそんな感覚がまず微塵もないのだ。
「んぁ……あ…名無し……そこもキモチイイ、……ッ――」
「……ん、もっと舐めていい?フロイド……」
「っ……もう舐めてるじゃん……お前かわいい…あッ……」
全身への愛撫を経て、同じことをフロイドに返す……。
名無し自身もその言動に責任を持っていたし、妥協も一切見せないあたりが、彼女らしくもある。
フロイドの陽物は名無しが舐める度に上下にひくつき、先走り、指の腹で優しく全体を撫で回せば、その摩擦にフロイドは吐息を漏らしていた。
時々、少し品の無さげに口含めば、緩やかな刺激のなかに訪れる過激な愛撫がフロイドは癖になっていたのか、抑揚をつける度に新たな液体を体外に出している。
そのたびに名無しの舌はしょっぱ味を覚え、幾度も幾度も澄んだ粘液を出すフロイドに、愛情は募る一方だった。
「ハァ……あ…きもちいい……きもちいい名無し――」
「んぐ……ふ、……んく…っ……ちゅ…」
「ッ……なにこれ…やばい……めっちゃきもちいい、あ…名無し……名無し…ッ……」
きゅんきゅんと揺れるふたつの巣にも優しく触れて、中の極小の世界で億単位の蠢きが起きていると思うだけでゾクゾクとする。
加えて裏筋もスーッと舐め回せば、フロイドはそれが一番、今は気に入っている様子だった。
ただ縦に舐めるだけではなく、自分の舌を左右に動かしながらジグザクを描き上下させてゆく。
その擦れる感触がたまらないらしいフロイドの、名無しは初めてと言っていいほど、彼の甘い声をたっぷりと聞いていた。
「ん…、……!」
口淫だけで、涙が出そうなほどに可愛く悶えている……。
そんなフロイドの顏に時々視線を向けると、あるとき名無しは一瞬身を震わせ、下半身が濡れた自覚を持った。
はぁはぁと息急く彼に見惚れている、そのさなかに垣間見たのは、女々しさも愛らしさの欠片も一切見当たらない自分の好いた男の表情だ。
もうすぐ繋がれる。
その想いだけが脳裏をよぎり、名無しは、自分は何もされていない……むしろする一方であるその瞬間に、改めて陰部に流れる甘露を感じていた。
そしてフロイドが愛されるだけの状態でなくなったのもまた、同じ機のことだった――。