主≠監。
I'll get even!!
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「とれ……」
「フフ……。けど……お前もそろそろしゃぶりたくないか?俺の……それも甘ーくなったのを」
「!!ッ……あ……っと…?!」
「ほら、起きろ。……ん…!フフ……冷たいな」
「トレ……ッ!や……そんな…」
「んー……?何言ってるんだよ……これはもともと、お前に食べさせる為に作ったんだ……ほら、召し上がれ?」
「…ッ……」
「俺がイクくらい、いっぱいきもちよくしゃぶって……?名無し。……そうしたらお前のこともイカせてやるから……頭のなか真っ白に、何も考えられなくなるくらいに……」
バスローブとはなんて手軽で便利な衣類だろう。
腰紐をゆるめに結ぶだけで、身体はその殆どが覆われる。
けれどひとたびそれをほどくだけで、一瞬で裸にだってなれる。
トレイは、自分が名無しに施す舐陰に飽きたから唇を離したというわけじゃなかった。
勿論まだまだ続ける腹積もりだ……。
舐め足りない上に、絶頂だって目の当たりにはしていないのだから。
が、浮かんだ絵図に淫靡な理想を孕ませれば、彼がいま成すべきと括ったのは、名無しを抱き起こすことだった。
自らのローブを半脱ぎして、すっかりと、既に立派になった怒張を二人の視界に差し込む。
角度が違えて、何かが光って見えたのは勿論、彼の先走り以外にはなかった。
即ちは相応の熱も含んでいよう……その陽物に、トレイが目がけたのは言うまでもないものだ――。
「ッ……、ん……!!んん……ッ」
名無しは静かな快感の波から突き放され、一瞬不満げ、不安げな表情を見せた。
それを見たトレイは、名無しがそうやって自分を欲している姿に興奮を覚えるのだ。
抱き起こして自らの下半身に近付けさせれば、自然と彼女の体勢も四つん這いになっていた。
邪魔な横髪を耳にかけ、恥ずかしげにトレイのそれを見つめる名無しは、最初こそは勿論否定的な態度で応戦した。
が、そんなのは瞬きほどの時間だけだ……生唾を飲み込む音が静かに響けば、トレイも喜んでクリームを先端に絞り落とした。
垂れないようにわざと指で馴染ませたのは、陽物ごと含ませるため。
名無しは四つん這いにされた影響で、陰部に入り込んだ僅かな空気が漏れ出る淫音に赤らみつつ、トレイを丸呑みして尺に興じていた。
「ん……ッ、はっ……どうした?そんなしゃぶりついて……美味いのか?」
「…っ……うん、……おいしい…、はむ……ン」
「!ハハ……俺とのキスで受け取るより、フェラで舐め掬う方がお好みだったとは……俺も驚きだ」
「ッ……、っむ…んん!」
「やっぱり……お前はしっかりヘンタイだよ。ほら……まだあるぞ?たっぷり舐めろ……最後まで」
ベッドに尻をついて座り込み、自らの股を覗いたそこに名無しが居る。
その光景もまた絶景に等しいものがあった。
だらしなく口元を大きく開け、付けたクリームを食む彼女の姿に支配欲を強く掻き立てられる。
名無しの目が見開いたことを見逃さなければ、それは純粋に味を堪能していることも分かった。
肉棒に纏わりついた液体のひとしずくさえ、取りこぼさないように余すことなく舐められる。
健気なことをされれば罪悪感のひとつでも芽生えようものであろう……けれどまったくそうならなかったところも、トレイは面白くて仕方がなかった。
「んむ……、ぐ…ふぅぅ……ンンッ」
「……可愛いな…こんな健気に……舌めいっぱい使って……嬉しいよ、名無し。……ン…ッ、ああ……きもちいい…ァ……んあ…ッ」
「は、ァ……んぅ」
クリームの纏わりついた自分の指も舐めさせた。
陽物そのものには、はしたない音もより一層立てさせた。
咥内で霞み消える名無しの息遣いとの二重奏は、眼鏡を外すトレイの腕をも震わせる。
自分たちが乱れても支障のない筈のベッドの端へと眼鏡を放り、トレイは名無しの締め付けにいい意味でうなり声を上げた。
視界が変わって、口淫に勤しむ彼女の顔が少し霞むのは勿体ないと思ったけれど、目を閉じて上を向きながら感じていれば、その問題は決して深刻じゃなかった。
「は、ぁ……ぁん…む……んぐ…?!あ……」
名無しはトレイのそれを入念に舐め回し、ピンと張った裏筋には何度も舌を往復させた。
亀頭が弱い彼を悦ばせる為に緩急もいつも以上につけ、溝に入り込んだ甘味一滴すら逃さない。
顕著でなくとも、トレイの陰嚢がきゅうきゅうと縮んでいる様子を間近に感じるだけで嬉しかった。
もちろん羞恥心でどうにかなりそうだったのだけれど、名無しにとって今は、された分を無心で返していたまでだ。
それだけ互いに好くなりたかったし、こんな形とはいえ、食後のデザートでもてなしを受けた恩義も感じていたのだろう。
「……」
「トレイ……?」
「横になれ、名無し……そう……。一緒に舐めようか……チュ」
「ッ……んん!ふぅ、んッ……」
まるで愛猫が飼い主に媚を売るように下半身を突き上げ、けれどやっていることといえば、卑猥に性器を口含むそれ。
トレイは名無しへのどうしようもない愛情を感じ、自身の竿を何往復も舐めてくれる彼女同様、自らも名無しの頭を幾度と撫で回した。
そして喉奥まで押し込まれる強烈な快感を浴び、それを、名無しも自分のことを求めている紛れもないしるしだと彼は捉える。
舌先でカリを舐め回されることで口腔の解放となった機に後退ると、トレイは一度名無しに優しく口付けた。
四つん這いから膝立ちをさせ、軽くポンと肩を押すだけで倒れ込んだ彼女の、非力で卑猥な身体がトレイに覆われる。
ただし同じ方向ではなく、トレイは最後のシュー生地を口に放り込みながら、名無しとは逆の向きで被さっていた。