主≠監。
I'll get even!!
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「やめ……トレ…、ィ……ッ」
「こーら、動くとシーツに落ちるぞ……?ジッとしてろ……心配しなくても全部舐めてやるから……あと、うんときもちよくしてやる。はぁ、んむ……」
「と……れ…ッ……!!ああ……」
生地を絞り袋に見立てるなど、想像の斜め上を行かなければ見当もつかないことだった。
名無しの身体に落とされたクリームは、その体温で瞬く間に溶けだし、トレイは上肢を倒してまんまとそれを貪っていた。
液状になって雫が垂れれば、彼の言う通りシーツは汚れる。
ろくに身動きもとれず、名無しは腹に走るくすぐったさと、クリームが齎す冷ややかな感触に妙な気持ちにさせられていた。
「ん……スケベだな……シャンティは白いから、余計にえっちだ」
「ッ……や…」
「もう俺に射精された後みたいになって……フッ…。それとも、こんなに大量じゃあ、……」
「!だ…め……っ、いまはトレイと……」
「……はは!そうだな……ん、チュ……んん」
出来る範囲で身を捩ることで浮き出た肋骨に、下着のラインは臍下ぎりぎりまで、容赦なくクリームを垂らされる。
トレイがカスタードと生クリームを絶妙な配合で混ぜていた意味が少しだけ分かり、身体に馴染みつつあるどろりとした素材を舐め取る彼の仕草もまた、悔しいほど色気立っていた。
舐め取られた上、再びトレイの手中で絞り出されたクリームは、彼の言うように少しだけ卑猥な液体を彷彿とさせる見た目と色を帯びている。
それを低い声音で囁かれることは阻めなかったけれど、名無しは咄嗟に大声を上げ、トレイの次ごうとした言葉を止めさせた。
こんなに自分が目の前のことで必死になっていても、まだ煽り煽られる要因になる彼の名を紡ごうとしていたのなら、トレイは本当にねじけている……。
純愛にも道理にも外れた、多少アブノーマルな行為を名無しが受け入れられるのも、相手がトレイだからと云う他になかったのに――。
「トレイ……ッ、はぁ……」
「フフ……可愛いブラジャーが汚れないようにと……ああ……乳首、やっぱり勃ってるな」
「ッ……や、やめ…っほんとに……」
「んー?何も言ってないぞ?………俺がお前の此処に、コレを絞ると思ったのか?この勃起したいやらしい乳首に。――……嫌じゃないくせにな。フッ」
トレイは横になったまま自身を片肘で支え、隣に寝そべる名無しの身体を弄んでいた。
冷たさにひくつき上下する腹筋の、されど汗ばむ見た目に興奮を覚えれば、クリームと一緒に生唾も喉へと押し込む。
丁寧に腹を舐めてやると、名無しはハァハァと息悶え、両膝を擦り合わせて下半身へのもどかしさを感じているようだった。
むず痒さがすぐに押し寄せたのだろう……それは下着が蒸れたことを意味していた。
たとえトレイが絞り袋と化した生地を持ったままでも、そこに手を伸ばすかもしれないという恐れから、足を広げることを頑なに敬遠する。
そのいじらしさもまたたまらなかった。
トレイはひとつめの生地からすべてのクリームを絞りきると、愛撫ついでに舐め掬いつつ、その生地を口含み飲み込んだ。
そしてふたつめを手に取るべく箱へと腕を伸ばし、自らの唇で、生地に口金の代わりとなる部分を再び作る。
そのときに身を起こして、名無しのローブとブラジャーを難なく剥いだのは、当然行為をエスカレートさせるためだった。
「!だめ……溶けちゃう…し、……これ以上はもう、おいしくなくなっちゃう……から……ッ」
「、はは……っ…それはないな……美味さは増すよ、むしろ。……ほら、付けるぞ?」
「!!んぅ……」
名無しが半ばトレイに降参していたのは、昼食を馳走になり、美味いデザートを作ってもらった手前、その謝意を示すことに加えて、自身もやはり満更でもなかったからだった。
こんな淫らな……歪んだ癖持ちと思われるのは本意じゃなかったけれど、トレイとの行為が相性よく、本当に好きだったからこそできたことだろう。
確かにその所作を見せられたとき、身体にクリームが乗った瞬間は驚くどころじゃなかった。
慣れとは恐ろしいものだ……ものの数分で文字通り慣らされて、トレイの舌心地がどこまでも気持ち好くて、そうでなければ、ローブも下着も簡単に脱がされはしないのだから……。
「は……ぁ…!んあ……」
「はぁ……いやらしいよ……、ん……チュ」
ショーツ一枚を残し、その下着もいつ剥がされるかは分からない。
が、もどかしく下肢を捩る自分を見下ろす、トレイのいやらしい視線にも名無しは気付いていた。
鼠蹊部に食い込む下着のラインに興奮して、それを見ながら甘味のある胸を舐めしゃぶるのが楽しくて仕方ないのだろう。
トレイもじきに激しい吐息を漏らし始め、その言動はより一層、淫猥なものへと変貌していった。