主≠監。
he got cuckold.
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――――。
「んあ……あッ…!!ひぁ……ッ」
「ん……本当はまだ犯すつもりはなかったんですが……名無しの性感帯がひとつ増えたので、その記念です。フッ……流石にかなり濡れていますね……こんなにトロトロだ」
「ッ…ジェイド……ジェイ…!!あッ……、ッはぁ……んぁ!や……」
「ふふ……記念は少し可笑しいですか?でも、初めて感じてくださっていますし……ね?名無し……はぁ……、んむ」
「っ……!!」
首筋の皮膚は意外と薄い。
唇で広めの面積を啄ばむのも簡単ではなかったけれど、ただ歯を立てるだけなら誰にだって出来た。
ジェイドのそれに特別感じていた名無しは、その強烈な喰らい付きがたまらなかった様子だ。
ただの人間が同じことをしようとしても、得られるものには恐らく差が生まれるだろう。
鋭くて、頑丈で、人とは違う仕組みと形状の……。
それはつまりトレイにはできないことでもあった。
そしてジェイドには……彼にだけはできることだった。
「止めないですよ?こうやって奥を突き立てながら、ン……ッ…はあ……首…耳も……ずっと舐めて差し上げます…、ンッ……ん」
「あ……あッ……ジェイド…ら、め……ぁ」
トレイが残した痕の上からも構わず噛み付いて、ジェイドは名無しの皮膚に歯先を喰い込ませながら、舌もちろちろと蠢かせる。
舌先が上下に動く度に、同じリズムで名無しの陰部も窄まっていた。
生での挿入が安易だったのは、濡れに濡れた彼女の潤滑の助けがあったのと、ジェイド自身もそれなりの体液を先走らせていたからだ。
どんなに焦らして苛めたとて、それをする本人にだって、性的興奮が起きるのは当然だろう。
律動はそのワンストローク目からくちゅくちゅと淫音が響き、それぞれの互いへの溺れようを物語っていた。
腰は小刻み、素早さの段階を上げれば、ジェイドは息遣いを少々荒らげにして、名無しの耳や首を齧り続けた。
「――……ふふ…ほら……名無し?気持ち好いですか?そんなに可愛い声ばかり漏らして……話せます?」
「!い……ジェイド、っ…きもちいい……なか、も……耳も…!ひ、ぁぁ……イイ……」
「…ん……ああ、クリトリスも擦れているようだ……膣がキュンと締まりましたね……今日も素直なカラダです。ふふふ」
「んッ……好い…の、クリも……でもっ……み、……く……びッ…ア……ッ」
「ええ……名無しはこのあたりが好いみたいですね。かなり型がつきましたが、すぐに消えるでしょう。……きっと、誰にも見られずに済みますよ、んむ…ン……チュク……ッ」
「っ……」
人間の身体は思いのほか正直にできている。
ねだっていたものが与えられれば、みるみるうちに従順になってゆくのだから。
降り注がれる快感に悶える意味での抵抗は止まなかったけれど、名無しは既に、自身のその殆どをジェイドに委ねきっていた。
上下に伝う刺激が脳に送られて、そこに塗れる恍惚は蜜の味がした。
甘い囁きは相変わらず耳元で受け、赤らんだ首筋をじっとりと舐められたかと思えば、再び鋭い歯を突き立てられる。
冗談のような会話が最中にできたのも、今この瞬間の行為を、名無しが全身で受け入れていたからだろう。
進んで卑猥な言葉を並べて要求を続けてしまうのも、彼女の本心そのものだ。
「!ハッ……ア…、ジェイド……もっと…、もっとつよく……」
「、おやおや……これ以上は出血してしまうのでは……?よろしいのですか?」
「いい……突かれ、ながら…舐め……ッ噛まれるの、めちゃくちゃきもちいい……だからもっとして……?ジェイド……」
「ッ……、ふふふ。……僕はサメの人魚ではないのですが……、…仕方のないコだ……んん……――」
痕の残る首筋や、艶めく名無しの表情を見つめ見下ろしながら、ジェイドはやんわりと微笑んだ。
抽送をスローダウンさせた瞬間、性欲に駆られて自分を必死に求めてくる……。
そんな名無しの、下半身は膝を曲げて縋り付いてくる姿はあまりにも扇情的で、犯し甲斐も実に大きかった。
「………」
そしてジェイドは、この局面が絶好の機であることを一人認識し、右手の人差し指で再び静かに、名無しのスマホへと触れた。
サイドボタンを押したのは、音量を下げるため。
直後画面が切り替わったことを横目に視認すると、ジェイドの微笑には悪が混じり、同時に律動には、再び激しさが伴っていた――。