主≠監。
may be a crush
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「なぁ……とっくにシーツまでぐっしょり垂れてるんだろう?俺も早く舐めたいな……喉も渇いたことだし」
「ト……、う…ッ――!っ……」
「ん?聞こえない……ほーら。俺の目、見て?名無し」
「ッ…――……名無しの、クリ……ぺろぺろしてください…ぜんぶ剥いて、いっぱいいっぱいきもちよくしてください……、おねがいします…ッ」
「――……ふーん?」
――もとの汗に加えて、嫌なそれがだらりと掻き出た気がした。
できれば自分の勘違いだと思いたかった。
その高揚は胸に刺さるような……まるで怯えにも似た感情と混濁している。
が、継続的な恥辱に自尊心が崩れ落ち、暗い闇色に自ら飛び込むそこが名無しにとって楽園であるならば、名無しは毎回同じ選択をするしかなかった。
今だって、やはり例に漏れることなどありえないのだ。
「!!あ……ッと…、トレイ……ッ」
「ハ……ッ!よく見える……ああ…、いやらしいな……ふふっ……こんなぴくぴくさせて……えっちだ…名無し……んッ」
「ッ……ん!あ……あッ、ア……っ」
「チュ……んぅ……ッ、んく……」
「と…れ……いや……はずかしい……恥ず……ッ!あ……」
腿から膝にかけてがっしりと掴まれた時、疑問は過ぎった。
けれど深く考え込めるほどの余裕なんてなかったし、自分がこうまで辱められるような恰好をさせられるだなんて思いもよらなかった。
――辱められるような……名無しは懇願ののち、トレイにその下肢をグイと引き起こされ、両脚が自身の頭部に向くよう押し付けられる体位を強いられていた。
トレイの目下で丸見えになった陰部がひくつくのは、その反動と勢いの所為だったのに、まんまと自分の淫乱さを指摘されて遠因をすり替えられる。
こんな恰好を晒す羽目になるのなら、照明を落として欲しかったのも尚更だ。
今も溢れ出る蜜に視点を定め、トレイが恥部を貪る姿は、名無しには見ていられないほどに卑猥だった。
「んむ……っぐ…ンン……ちゅく」
「トレイ……や…そんなに……剥かな……で…直接そんなしたら……!!あ……ッ」
「んー?気持ちいいだろう?言ってみろよ……クリきもちいですって。ほら……!」
「…ひゃ、ぁ……ッ――…」
トレイの指に食い込む名無しの腿には、薄らと爪跡が残っている。
身を押さえつけられてからはすぐ、彼の腕は名無しの足首へと向かい、そこをバタバタとさせない為に力強く掴んでいた。
見下ろしていた陰部は利き手だけで抉じ開け、包皮を引ん剥く親指もぴんと反っていていやらしい。
もっとも、そこまでする必要もないほど既に名無しは中心をひくつかせ、陰唇の殆どを自然と捲らせていたのだけれど……。
トレイの目に映っているそれが如何にいやらしいものかは、彼が喉仏を上下させ、首の内側を鳴らしている音が響けば、容易に察することも可能だった。
「ひッ……ぁ!好い……れす…クリきもちいィ……とれい…もっと……ッ!あ……」
「……んー?」
「っ……ちがう……トレイ、ちが……いまの…」
この上ない恥辱に塗れた醜態に、露わにさせられた下半身。
ただ見られているときよりも、幾何も羞恥心に犯された。
舐陰による性感で体液がみるみる溢れる。
その泉が上を向いていても重力など無関係と言わんばかりに、トレイはじゅるじゅると音を立てて名無しを吸い上げた。
傍で話されると声音が響き、視線を自ら逸らしていても、名無しは見られていることを痛感した。
擽ったさと面映ゆさが交互にせめぎ合い、そこに介入する快感が、恥辱の先の本能を呼び起こさせる。
悦楽に敵う想いなど……そんなものは殆ど存在しないことだって、身体が嫌というほど知っている――。
「……フフッ……もっと?はは…ッ。……恥ずかしくてたまらないんじゃないのか?それとも……思いのほか好過ぎた?」
「ッちがう……らって……あ…ッ!……トレイが……トレイ、の……舌…いいの……!!ア……ッ、んぁ……でも……や、ァ……ッ」
「…っ……お前はそうやって、男が悦ぶようなことを口にして、不意に突いてくるよな……フフ。俺もそういうお前がたまらないんだよ……好き。……名無し」
身を折られていても、甘噛みされる度に下腹部が疼いているのが分かる。
唇で襞を引っ張られて、苛められることが本当は嬉しかった。
得意の否定を声高に上げ、それでも名無しは自然に追撃を望むのだ。
たまらずトレイに絶頂を懇願すれば、彼の中指はその腹の部分が高速で充血した芽を擦り、舌と差別化した快楽を名無しに味わわせていた。
「ト……!ひゃ…ら……、いきそ……それだめ…きもちいい……、きもちいいよぅ……ッ…もっと舐めて……」
「チュ……ん、イキそう……?俺にこんな恰好させられて、恥ずかしいトコ全部見られて、ぐちゅぐちゅ舐められながらイクのか?お前は」
快感を得る為だけに膨らむ実は、舐められて、弄られて、吸い付かれてこそ真価も表れよう。
果てが近付き、名無しは辱められてからそこで初めて、トレイの方へと視線を向けた。
しゃぶりつくトレイと目が合って、胸がざわつく……。
再び怯えに混ざり全身がゾクゾクと打ち震えれば、名無しはつま先をピンと反り、彼の手中にあった片方の足首を激しく揺さぶった。
「ん……アッ……あッん…ト……いく…、あ……イクいく……イく……――ッ!!」
その瞬間もまた、ドクドクと溢れ出ていたのだろう。
唇を一切離すことなく、トレイは名無しの甘露を口含み、それを飲み干していた。
彼の舌で陰核を弄ばれ、更に酷い汗が流れた名無しの身体は、トレイにも熱を移す。
その額はじっとりと滲み、自身の唇を舐め取るトレイの表情も薄らと紅潮を見せ、如実に色香を放っていた――。