主≠監。
pussy struck
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――――。
「あ……んぁ…ジェイド……ジェイド…」
「ええ……どうです?名無し…」
「いッ……きもちいい…、ジェイドの……ナカでまたおっきく…、んア……もっと…っ」
「そうですね……名無しが沢山濡らしてくれたおかげですよ?トレイさんのベッドが汚れることも厭わずにね」
箍が外れて何処か吹っ切れた途端、あまりに従順に主人に縋りついてくる……。
それはまるで褒美を乞う奴隷のようだ。
勿論、そんな劣悪種に喩えることは名無しに悪いという気持ちも感じているし、本心でもなんでもない、ただの比喩のひとつである。
ただ、どうしても虚ろに、且つうっとりとした表情を晒す彼女のそれを見てしまえば、奴隷以下は雌猫のようで、胸の奥に誰しも孕んでいるような支配欲を掻きたてられてしまうのだ。
「っ…、や……ッ、言わないで…ふたりが、いっぱい焦らすから……」
「ふふふ……それもお好きでしょう?僕も彼も、貴方が嫌がるほど、焦らしたくなるんですよ……。けれどコレを差し上げた途端、こうして素直になるところも本当に可愛いです」
「!!あ……ッぁ…ぅ、……ッんん」
正常位に長身の背を曲げ、ジェイドは無理にでも名無しの胸や首筋を愛でながら律動に興じ、卑猥な言葉で彼女を翻弄した。
すると名無しは同時に膣を窄め、どうにも反応を隠せないでいる有様を二人にさらす。
つくづく愛しいと感じる気持ちにくわえ、そこに沿うのは、もっともっと好くしてやりたいという衝動だろう……ジェイドは自然と駆られていた。
「僕の部屋以外で……僕のじゃないベッドの上で喘ぐ貴方が愛しいですよ……ね?乳首と、クリと……ナカでも達ってしまう、はしたない名無し?」
「ッ……ジェイド…んぐ……!ちゅ…」
名無しがどれだけ複数攻めを求めていて、それを好いているかも抱く度によくわかった。
ふいに陰部から漏れ出た空気によって、ずぶずぶと上がる音を掻き消すかのように嬌声を出し、それをごまかそうとする……そんな健気な所作も、ふいに壊したくなるのだ。
彼を巣食う征服欲は支配欲と隣り合わせであることも、眼差しや烈たる体動で強かに伝わっていた。
「ちゅ……ん…、名無し……」
「すき……なかに欲しい……ジェイドの…いっぱいほしい……ジェイドすき……」
「おやおや……もう達ってもよろしいんですか?それとも…トレイさんのがあるからって、どこか妥協でも?」
蜜の味を憶え、知らない快楽を注がれ続け、数度の絶頂を経てもまだ更に高みを求める……。
名無しは既に淫らな玩具へと立派に変貌していたし、そんな彼女にねだられるというのは、反抗的な名無しに求められるときとはまた違った興奮があった。
勿論どちらも大好きだ……なり果てれば堕ちたと胸のうち高揚もできたし、堕ちてなお地獄を見せてやることも、ジェイドはこうして楽しんでいた。
耳元で名無しを煽る彼の声音はひどく穏やかで、それが陥落した名無しをより突き落としてゆく。
覚醒して性欲の止まなくなった痴態を目下に組み伏せる楽しさはどこか、何らかのゲームにも似ており、飽きのこなさだけは上等なものがあった。
「ちが……ッ、ジェイドの、なかに出して欲しいだけ…出して、でも……それでもいっぱい、もっともっと突いてほし……」
「!……ふふふ…」
ふと、震える華奢な足を一所懸命に添える。
ジェイドの背を掴んで離そうとしない名無しの素振りは、健気を通り越してただの淫猥そのものだった。
これはまずありえないことだけれど、たとえばジェイドが離れたくなっても、それを阻止しようとするために両腕も首へ回し、名無しはジェイドにぎゅっとしがみついた。
この抵抗のどんなにまたいじらしく、愛おしいことか……。
密着して重ね合わせた汗の一滴さえ取りこぼさずに飲み干したいと、歪な熱情にさえ囚われる。
もっとも、そんな名無しをジェイドが軽くいなし、微笑の余裕さえ滲ませて愛撫を以って仕返すあたりは、彼女には更にジェイドが悪逆として見えていたことだろう。
性における絶対的な立ち位置を味わわせている瞬間だ……。
従わせることで感じさせ、性で互いを縛り合い、依存度も深めさせてゆく――。
「まったく……」
が、珍しく萎れず、自身の言葉に折れることもなかった名無しの強い意思を感じたジェイドは、視点を変えて彼女の意のまま、敢えて従ってみせた。
淫乱ゆえの、育て過ぎた、育ち過ぎた……それは彼の珍かなる落ち度でもあったのだろう。
それにジェイド自身、縛っていたものが、このひと月のうちにあった。
「ハハ……つい笑っちまうな…そんなつもりはなかったのに。ああ……気を悪くするなよ」
「、……トレイさん…?」
「名無しはすごいな……挿れられて、君と繋がって分かったんじゃないのか?……ヌイてないんだろう?このひと月……、君も」
別にジェイドは、自身のことを完璧だなどと思っていない。
ただいつだって隙は作るまいと、他人の目が届かないところで邁進していたし、それなりに努力していた…それだけだ。
表向きのことにおいても、勿論、今のような情事においても……。
「!ふふ……なるほど……」
「は……っ。面白いな…此処にいる三人とも、まるで欲求不満じゃないか……まあ、それが事実なんだろうな……俺だって今日まで耐えたクチだ。早く挿れたい……」
名無しをここまで育て上げたのも自分。
淫らで、敏感にさせてしまったのも、トレイと共有すると決めたのもすべては自分自身……そして自己責任。
それが想定内のことであれど、たとえばイレギュラーが起これども、それはむしろ、彼がもっとも好む予想外そのものだ。
「本能的に感じ取った……そういうことですかね?ふふふ……貴方の此処は本当に敏感なんですね、名無し……」
ジェイドにとって名無しが予想外の存在になることはむしろ本望でもあり、まさに至極最高の気分だったことだろう。
驚きはあった……。
けれどそんなものは小事、ほんの瞬きほどの出来事だ。
ジェイドはここまで気持ちがいいと思えたことはないほど喜々溢れ、当然、隆起していた陽物にもそれはダイレクトに直結影響する。
彼女の膣中で更に昂ぶった象徴は急激な射精欲に煽られて、ジェイドは自身の頬の赤らみを自覚し、挟まれたトレイの言葉で、その確信も得ていた。
「ふふ……貴方はまったく…」
「んぁ……ッ、ジェイド……」
「よろしいんですか……?本当に一度イキますよ……?貴方のなかに僕を……ん…――」
上向きになった名無しの胸がぷるぷると揺さぶられ、乳首がジェイドのそれと時々触れ合い、激しい律動のなかにまろやかな快感が溶け込んでゆく。
繋がる下部の気持ち好さに乗算し、その擦れ合いにも、実にうっとりとした気持ちが孕んでいるようにトレイには思えた。
そんな二人を見る彼の目は、何処か羨望の意を少し含んでいる。
まあそうなったのもきっと、最中に声をかけてしまったゆえだろう……。
そうひとり納得しながら、いつの間にかトレイの利き手が伸びていたのは、自身の猛々しいそこだった。
「ジェイド……あッ…もっと……突いて、突い……おくッ…」
「ッ……ふふ……僕ので、どろどろになった名無しのナカでまた動けば……ハァ…ん、名無しはもっとどろどろになりますね……?なんて卑猥な…ン、……あ…」
「!ン……イイ、から……ぐちゃぐちゃに……ッ、ジェイドいい……ィ!きもちいい……あ…ッ、ア……っ、ぁ……!」
耽り切るわけにはいかない。
けれど触らずにもいられない。
早くぶち込みたいという想いと目前の光景を糧に、汗や名無しの体液にまみれた、自らの手中を自ら使う。
トレイは僅かに陽物を扱きながら、二人の激しいセックスに見入り続けた――。
「ッ…名無し……――」
今このときというのは、ジェイドと名無しのものだった。
それは誰にも邪魔できない濃密な時間……キスをして、引き合う銀糸が肌にとろけて、猛烈ないやらしさがベッドの上で描かれてゆく。
相手はジェイドなのだ。
だからきっと、このあと自分の番が来た時に仕返される未来は、馬鹿でも理解出来たことである。
言葉で嬲ることで反応する彼女を見てしまえば、知ってしまえば、抑えられない感情が沸き起こったのも事実だけれど、それでも……。
『――可愛いな……そんなにイイのか?……お前にあたって、擦れて……もうイクんだろう?ジェイドので。――俺にも見せろよ……名無し』
けれど、トレイはそれをグッと耐えていた。
だからせめて口にするのは、あくまで心の中で、頭の中で……。
そして刹那的に、ジェイドの口元が綻んでいたこともまた気のせいではないのだろう――。
トレイに芽生えたのは、悔しさより、この場を楽しんでいる自ら抱いた愉悦だった。
「すご……きもちいいっ、イぃ…ジェイド……っ、きもちいい…ッ、あっ……ナカいっちゃうよ…、んぅ……ッ――!」
それに本人を前に自涜など、考え方によってはありかもしれない。
けれど今はまだそういう機じゃないし、気分でもなかった。
トレイは妄想の世界で目の前の名無しを犯し、そうすることで、自身も狂いかけていた我を保った。
余程ということだ……。
たとえばどんな薬や魔法でトリップしようとも、自分のベッドで他人に抱かれる、好いた女性が乱れゆく姿には勝てなかった。
そしてそれはいつもの如く、恐らくひと月前のジェイドも同じなのだ――。
「っ……ええ……名無し、ん、ぁ…僕も……いッ、……っク…ァ――!!」
一箇所だけ濃色の混ざった長髪を乱し、耳飾りを揺るがし、あられもない表情で性を謳歌する。
開口した隙間から覗く歯に顰めた眉。
恍惚に目映く光る目元……。
それらには演技では到底つくれない、本物の艶やかさが混濁していた。
ジェイドが怒張に抱いた絶頂感は、その顔色を以って確かなものへと昇華されていた。
彼にとってもひと月ぶりらしきその射精……相当に濃密なものがこの瞬間、名無しにも流れたことだろう。
注がれた名無しもまたジェイドの亀頭で壁を擦り愛され、中達きに表情を崩し、ただただ悶絶していた。
「……――ッ!!」
そして二人の高潮が訪れても、トレイが自身を扱きながらそれを見続けていたのは、本当に彼らが二度目を再開したからだった。
「―――……ハァ…、……」
「!!んぁ…、……あ…ジェイド……ジェイド…ッ、まだおっきい、ぃ……すご…ッ」
「ふふ……当然でしょう……?おさまる筈もありません……。それに恥ずかしながら……僕もまた、今すぐにでもイキそうです……ッ、名無しの中が気持ち好すぎてね……」
空気を含んで、それが陰部で弾ける意地汚い音などまるで比じゃなかった。
今はもっと水分を含んだ、ねっとりと、どろりとした……卑猥なそれとでも言えばいいだろうか。
部屋に響き、耳を伝い、まったりとした時間を挟まずして尚も継続する、名無しに齎されたそれはジェイドから降らされた恥辱そのものだ。
ベッドが呻る激しい律動が、なかなか聞くに堪えない下品な水音を生み出している。
互いの溜め込まれていた性欲が発散されるそのなまなましさは、余すことなくその場で顕示されていた。
「!!ッ……あ…っ、ア……!いい…ジェイ……ド…っ」
「貴方もでしょう…、名無し……イッたばかりだというのに…ふふ……いつものは言わないんですね……?んっ」
正真正銘交ぐわって、セックスによって果てさせられたその身体は痙攣や痺れを孕んでいた。
さなか口吸い合い、分け合った唾液は力なくシーツへと零れゆく。
しとしとと垂れ落ちる様子もまた、とてもいやらしかった。
「すき……ジェイド……んッ……ちゅ、……は、ぁ…―――ッ」
自分の中で同じく花を咲かせた、ジェイドの体液をぐるぐると流転させる名無しの膣は、いまもずっと窄まったまま彼を離さないでいる。
二人が繋がりを解くのは、二人がまた果てたそのときだろう。
それはこの場の誰しもが、脳裏でぼんやりと考え至った、ひとつのこたえだった――。