主≠監。
pussy struck
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――――。
「ん……、トレイ…」
「、目ぇ覚めたか……?起き上がれる?そろそろシャワー行かないとな……他のヤツらに見られちまう」
「うん……、!……ッ…ひゃ…」
「ん?ああ……ハ……ッ。なあ……俺はあんまりジェイドに貸しを作りたくはないんだが……ホントよく撮れてるな。まったく感心するよ」
今日という日をどんなに待ち望んでいたか計り知れない。
ふとした瞬間に思い出す、名無しの面影、身体、声……。
そして四肢と頭を揺らし、乱れに乱れる愛らしいその姿。
それを実体験、魔法抜きで上書きし遂げた。
且つ視聴覚的な効果をも、手の中を覗く世界で得られるなど、誰が予想できたものか。
「ッ……い…今…見てるの……?!やだよ……トレイ…」
「お前が起きなかったからな……一足先に見てたよ、ひとりで」
「…っ……恥ずかしいよ…止め……!!んッ……」
「チュ―――、ん……?勃つに決まってるだろ……悪かったな、オナってて」
シャワーを浴びなければいけない時間も、寮はおろか学外に出る時間も迫っていた。
たっぷりあると思っていたそれがなくなるのは当然だけれど、やはり間近に来ると寂しいものがあった。
名無しは酷い疲労感に意識が飛んだことを少し悔やみながら、それでもトレイがずっと腕枕をしてくれていたことが嬉しくて、無意識に彼の腕に縋りついていた。
あたたかい感触、本当に離れたくないと思わせられ、いつまでも望む事後の微睡み……。
が、やがて目を覚ませば、そこに居たトレイは甘やかにも鋭利にも見えた眼差しを引っ提げ、こちらを見下ろしていた。
腕枕をする片手に持ったスマホで見ていたのは勿論、画面に映っているのは、先刻までの自分たちだった。
「ッ……」
「――……お前も感じた?起きたばかりなのに?」
「…っ……ト…!!んん……」
「ちゅ……はぁ、……名無し――」
「ト…れ、………」
ときにジェイドが所有しているらしい、彼と名無しの過去の動画が気にならないといえば嘘になる。
それは嫉妬というよりは、今は純粋に名無しのことを見たいと思ったがゆえの好奇心だろう。
目の前に本物が居るというのに、画面で見るのも悪くない……どころか、もっともっと記録していきたい、そう思った。
トレイの望みは底知れず深まるばかりだ。
その貪欲さは性にも直結しているあたり、本当に自分は強欲な男なのだなと、彼は痛感していた。
「好き……お前が好きだ、名無し……――抱きたい」
「ッ……、トレイ……」
「ん……?」
「あ……あっち、…シャワー……そこでなら……声頑張っておさえる、から…ッ――」
「!――……はは…、そうだな…それじゃあ行こうか…」
迫る時間、今頃はジェイドはオクタヴィネルに帰って、何食わぬ顔で給仕を務めているのだろうか。
二人きりに戻ってなお彼の心配もするあたり、トレイは自身のお人好し具合にもほとほと呆れていた。
再生させたスマホで見る名無しの艶めかしい姿。
愛らしい声音……それにいきり勃つ陽物がまだまだ快感を求め訴えている。
抱きたいと思ったことは事実だ。
けれど冗談を仄めかしただけで起床後すぐに慌てふためく、そんな名無しを見ているだけでトレイは幸せだったし、彼女と出会ってよかったと改めて感じていた。
「抑えられるのか……?本当に?」
「ッ……がんば、る…。私も……トレイとしたい……から…」
いきり勃ったそれが漏らす先走りは、今すぐにでも名無しを求めているように見えた。
抱き伏せることなど簡単だ……が、トレイがそうしなかったのは、理性が残っていたというに他ならない。
動画に驚いて起き上がる名無しにキスをしながら抱き締めれば、醒めゆくままの熱が再び火照り出していたこともすぐに分かった。
そんな状況でまた交わってしまえば、名無しは本当に帰れなくなる。
言葉とは裏腹、大事に繋ぎとめていたい存在。
名無しの想いを受け入れたトレイは、彼女の懸命な訴えを聞き入れながら、優しくその身をぎゅっと両腕に閉じ込めた。
「!はは……――……なぁ…連絡先、教えて?また会おう……二人で――」
耳の弱い名無しにそこで紡ぐのは、ずっと聞きそびれていた大事なこと。
トレイにか細い腕を回しながら名無しが首を縦に振ったのは、囁きからまもなくのことだった―――。
pussy struck
20200527UP.
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