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パッショーネのボス、ジョルノジョバーナからのセクハラに私は困り果てていた。
幹部のブチャラティから直接スカウトされ、最近パッショーネに入団した私は、あっという間に16歳の美しいボスのセクハラの対象とされてしまった。
私はほぼ毎日、ジョルノに腕や肩を触られている。
挨拶がわりに髪の毛にキスするし、膝の上に乗せようと腰を抱いてきたこともあった。
この前なんか、「なまえ用のスーツを作りました」と言ってたからちょっと喜んでいたのに、胸元に大きいハート型の穴があいているスーツ…?を渡された。
ぼくとお揃いなんです、なんて彫刻のような美しい顔で笑っていたけれど、無視してその服は一回も着ていない。
とまあ、彼にはほぼ毎日セクハラをされているのだ。
新人だから、女だからって舐めて揶揄っているのだろうか。
負けず嫌いな私は、ジョルノにやられっぱなしで振り回されているこの状況がとにかく気に食わない。
絶対にやり返してやる!と心に決め、とりあえずセクハラ被害を訴えるために、常識人っぽいブチャラティに今までの経緯を話す。
ブチャラティは少し考えたあと、ジョルノは壮絶な幼少期を経験していて、親の愛情に飢えている。だから年上のなまえに甘えたいんじゃないだろうか、と真面目に答えてくれた。
その話を聞いて、単純な私は、ジョルノのイメージがセクハラ大魔王から儚い美少年へと180°変わってしまった。
幼い時に辛い思いをたくさんして、ギャングになったんだね…!しっかりしてるように見えても、彼はまだ16歳だ。ブチャラティの言う通り、私に甘えたかったんだろう。
ブチャラティの話を聞いて、ジョルノのことを思うと目頭が熱くなる。
「なまえがセクハラだと思うなら、俺からジョルノに止めるよう言っておく」
とブチャラティが言っていたが、いやいい!と制止しておいた。
親に甘えられなかった分、これからは私がたくさん甘やかしてあげよう。私のことをお姉ちゃんだと思ってくれても構わない。あの変なスーツは絶対着ないけど。
アジトに帰ると、いつも通りジョルノが髪にキスをしながら「おかえりなさい、なまえ。ブチャラティとは何の話をしていたんです? 」と微笑む。
今までその仕草を鬱陶しいとしか思っていなかったが、今は姉に甘える弟みたいで可愛いとすら思ってしまう。
「ジョルノ、ただいま」と言いジョルノをハグすると、彼は私の突然の変化にびっくりしたのか体が固まっていた。
「なまえ 、やっと僕の想いが通じましたか…?」と震える声で言われ、ジョルノを抱きしめたままの私はウンウンと頷く。
「ジョルノ、これからは私をお姉ちゃんだと思って、たっくさん甘えていいからね…!」とできるだけ優しい声で言う。
ジョルノは珍しく目を丸くして驚いたあと、「ああ…そういうことか」と低い声で呟いた。
喜んでくれると思ったのに!
予想外に低い声に驚く。
もしかして、お年頃だからお姉ちゃんに甘えるのは恥ずかしかった?
ウーンと唸っていると、ジョルノは突然私の腕を掴み、ツカツカと歩き出した。
「ジョルノ、いきなりお姉ちゃんって言われても恥ずかしいよね…ごめんね…?」と謝っても、ジョルノは「いいえ」と低い声で短く応えるだけだった。
そのままアジト内にあるジョルノの部屋まで腕を掴まれたまま歩き、中に通される。
言い方が悪かったかなあと反省をしていると、私をソファに座るよう促した。
ジョルノは私と彼の太ももが触れ合うくらい近くに座り、ハァとため息をつく。
「ブチャラティに何を言われたのか、あなたの態度で大体わかりました」
と険しい表情で言った。
あ、ブチャラティから聞いたことバレてた。
「ですが、ぼくは今までそういう意味でなまえに触れていたのではありません」
「えっ…!?じゃあどういう意味?」
ジョルノの意図がわからず間髪入れずに聞き返す。ブチャラティが間違っていたのか?と頭を悩ませる。
ジョルノは私の両手首を掴むと、真剣な眼をしてこう言った。
「ぼくは、男としてなまえに触れたいんです」
言い終わると同時に、ジョルノの顔が近づき、唇が重なる。
突然のことに驚き、私は両手でジョルノの胸板を押そうとした。
しかし、私の左手首につけていた時計がいつの間にかG・Eの能力で植物に変化しており、私の腕が植物でぐるぐる巻きにされていてピクリとも動かない。
「!?なっ……」
私が腕に気を取られているうちに、ジョルノの舌が唇の間に入り込み、舌を絡めとられる。
「んっ……あぁっ……!」
ジョルノの舌が私の歯列をなぞると、背中がゾワゾワして思わず声が漏れてしまった。
どこか冷静な自分は、ジョルノはどこでこんなキスを習ったんだろうなんて考えている。
最近の16歳ってこんなもん?
色々文句を言いたいはずのに、浅はかな私はキスで気持ちよくなってしまい、何も考えることができなくなってしまった。
至近距離で私を見つめる美しいエメラルド色の瞳は熱を孕んでいて、彼が男性なんだということを嫌でも感じさせられる。
ジョルノの視線とキスで気持ちよくなってしまい、下腹部に熱が集まってくるのを感じた。
私のそんな様子を見たジョルノは、満足そうに微笑み、唇を離す。
お互いの唾液がついてテラテラと光っている彼自身の唇をペロリと舐め、
「ご馳走様」とジョルノは色気を含んだ表情で笑った。
混乱していて声が出せない私は、ジョルノのその官能的な仕草と表情に、ただ顔を赤くすることしかできなかった。
**************
年下なのにドSなジョルノが書きたかった。
ブチャラティは共犯とかじゃなくて、本気で心配して言っています。
幹部のブチャラティから直接スカウトされ、最近パッショーネに入団した私は、あっという間に16歳の美しいボスのセクハラの対象とされてしまった。
私はほぼ毎日、ジョルノに腕や肩を触られている。
挨拶がわりに髪の毛にキスするし、膝の上に乗せようと腰を抱いてきたこともあった。
この前なんか、「なまえ用のスーツを作りました」と言ってたからちょっと喜んでいたのに、胸元に大きいハート型の穴があいているスーツ…?を渡された。
ぼくとお揃いなんです、なんて彫刻のような美しい顔で笑っていたけれど、無視してその服は一回も着ていない。
とまあ、彼にはほぼ毎日セクハラをされているのだ。
新人だから、女だからって舐めて揶揄っているのだろうか。
負けず嫌いな私は、ジョルノにやられっぱなしで振り回されているこの状況がとにかく気に食わない。
絶対にやり返してやる!と心に決め、とりあえずセクハラ被害を訴えるために、常識人っぽいブチャラティに今までの経緯を話す。
ブチャラティは少し考えたあと、ジョルノは壮絶な幼少期を経験していて、親の愛情に飢えている。だから年上のなまえに甘えたいんじゃないだろうか、と真面目に答えてくれた。
その話を聞いて、単純な私は、ジョルノのイメージがセクハラ大魔王から儚い美少年へと180°変わってしまった。
幼い時に辛い思いをたくさんして、ギャングになったんだね…!しっかりしてるように見えても、彼はまだ16歳だ。ブチャラティの言う通り、私に甘えたかったんだろう。
ブチャラティの話を聞いて、ジョルノのことを思うと目頭が熱くなる。
「なまえがセクハラだと思うなら、俺からジョルノに止めるよう言っておく」
とブチャラティが言っていたが、いやいい!と制止しておいた。
親に甘えられなかった分、これからは私がたくさん甘やかしてあげよう。私のことをお姉ちゃんだと思ってくれても構わない。あの変なスーツは絶対着ないけど。
アジトに帰ると、いつも通りジョルノが髪にキスをしながら「おかえりなさい、なまえ。ブチャラティとは何の話をしていたんです? 」と微笑む。
今までその仕草を鬱陶しいとしか思っていなかったが、今は姉に甘える弟みたいで可愛いとすら思ってしまう。
「ジョルノ、ただいま」と言いジョルノをハグすると、彼は私の突然の変化にびっくりしたのか体が固まっていた。
「なまえ 、やっと僕の想いが通じましたか…?」と震える声で言われ、ジョルノを抱きしめたままの私はウンウンと頷く。
「ジョルノ、これからは私をお姉ちゃんだと思って、たっくさん甘えていいからね…!」とできるだけ優しい声で言う。
ジョルノは珍しく目を丸くして驚いたあと、「ああ…そういうことか」と低い声で呟いた。
喜んでくれると思ったのに!
予想外に低い声に驚く。
もしかして、お年頃だからお姉ちゃんに甘えるのは恥ずかしかった?
ウーンと唸っていると、ジョルノは突然私の腕を掴み、ツカツカと歩き出した。
「ジョルノ、いきなりお姉ちゃんって言われても恥ずかしいよね…ごめんね…?」と謝っても、ジョルノは「いいえ」と低い声で短く応えるだけだった。
そのままアジト内にあるジョルノの部屋まで腕を掴まれたまま歩き、中に通される。
言い方が悪かったかなあと反省をしていると、私をソファに座るよう促した。
ジョルノは私と彼の太ももが触れ合うくらい近くに座り、ハァとため息をつく。
「ブチャラティに何を言われたのか、あなたの態度で大体わかりました」
と険しい表情で言った。
あ、ブチャラティから聞いたことバレてた。
「ですが、ぼくは今までそういう意味でなまえに触れていたのではありません」
「えっ…!?じゃあどういう意味?」
ジョルノの意図がわからず間髪入れずに聞き返す。ブチャラティが間違っていたのか?と頭を悩ませる。
ジョルノは私の両手首を掴むと、真剣な眼をしてこう言った。
「ぼくは、男としてなまえに触れたいんです」
言い終わると同時に、ジョルノの顔が近づき、唇が重なる。
突然のことに驚き、私は両手でジョルノの胸板を押そうとした。
しかし、私の左手首につけていた時計がいつの間にかG・Eの能力で植物に変化しており、私の腕が植物でぐるぐる巻きにされていてピクリとも動かない。
「!?なっ……」
私が腕に気を取られているうちに、ジョルノの舌が唇の間に入り込み、舌を絡めとられる。
「んっ……あぁっ……!」
ジョルノの舌が私の歯列をなぞると、背中がゾワゾワして思わず声が漏れてしまった。
どこか冷静な自分は、ジョルノはどこでこんなキスを習ったんだろうなんて考えている。
最近の16歳ってこんなもん?
色々文句を言いたいはずのに、浅はかな私はキスで気持ちよくなってしまい、何も考えることができなくなってしまった。
至近距離で私を見つめる美しいエメラルド色の瞳は熱を孕んでいて、彼が男性なんだということを嫌でも感じさせられる。
ジョルノの視線とキスで気持ちよくなってしまい、下腹部に熱が集まってくるのを感じた。
私のそんな様子を見たジョルノは、満足そうに微笑み、唇を離す。
お互いの唾液がついてテラテラと光っている彼自身の唇をペロリと舐め、
「ご馳走様」とジョルノは色気を含んだ表情で笑った。
混乱していて声が出せない私は、ジョルノのその官能的な仕草と表情に、ただ顔を赤くすることしかできなかった。
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年下なのにドSなジョルノが書きたかった。
ブチャラティは共犯とかじゃなくて、本気で心配して言っています。