短編なのだ
○月バツ日。
今日は何もかもだめだったのだ。
朝起きて、食べて、寝て、昼起きて、食べて、寝て、夕起きて、寝て、起きて、散歩に行って、すぐ帰って、また寝て。
眠ってばかりの毎日。
潜行するのだ。潜行、潜行するのだ。
海に潜っても過去があるばかり、何もないのだ。永遠に未来には進めないのだ。深海で沈むだけ。
けれどそれにもいつか終わりが来るのだ。
終わりが来たら、また新たな終わりが始まるのだ。
そうやって、少しずつ終わっていくのだ。
今日は何もかもだめだったのだ。
朝起きて、食べて、寝て、昼起きて、食べて、寝て、夕起きて、寝て、起きて、散歩に行って、すぐ帰って、また寝て。
眠ってばかりの毎日。
潜行するのだ。潜行、潜行するのだ。
海に潜っても過去があるばかり、何もないのだ。永遠に未来には進めないのだ。深海で沈むだけ。
けれどそれにもいつか終わりが来るのだ。
終わりが来たら、また新たな終わりが始まるのだ。
そうやって、少しずつ終わっていくのだ。
38/76ページ