Chocolate Lily
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硝子のように透き通るアイスブルーの瞳と正面から目を合わせる事が出来ずに視線を泳がせると、五条が唇の端を吊り上げた。
「子どもができなかったら、そういう話は出るかもしれないね」
柔らかな唇が首筋に触れる。優しく啄むように繰り返しながらやがて胸の尖りに辿り着くと、先を期待する身体が震えた。
「離れて」
肩を押されて五条は素直に半身を起こしたが、代わりとばかりにナビス子の両膝を開いてその間に身体を割り込ませた。
身体を捩じろうにも両足を脇に抱えられて身動きが取れない。
「試してみる?」
「しません!」
悪戯を思いついた子どものような笑みを見せた五条がナビス子の抗議を遮るように唇を塞ぐ。執拗に舌を絡ませながら自分で扱いたそれを入り口にあてがった。
「んーっ」
五条の肩を叩いて抵抗を試みるが、先程の余韻が残るそこは慣らさなくても簡単に異物を招き入れて、途中まで押し入ったところで唇を離した五条が深く腰を打ちつけた。性感が身体を突き抜けて意図せぬ甘い声が漏れる。
「いや…っ、抜いて」
「無理だね」
逃げようとしたナビス子の腰を掴んで抽送が始まる。たちまち貪欲にそれを欲しがる身体は自分のものであってそうではないようだ。
「凄い吸い付いてくるよ。ナビス子もナマの方がきもちいいんでしょ」
五条の与えるそれはいつだって我を忘れそうになるほどの快楽をもたらしたが、彼が言う通り薄皮で隔てられないそれは、いつもより一層はっきりとした刺激を与えてあっという間に上り詰める。
「やば…すぐ出そう」
「いやっ、中はダメっ」
「いいじゃん、お互い社会人なんだし」
「ホントにやめて…っ」
不穏な台詞に焦る気持ちとは裏腹に、本能がそれを欲している。もっともっと奥へ、そのまま注ぎ込んで欲しいと腰が揺れる。
「あ…っ、イ」
得も言われぬ強い快楽に頭の中が真っ白になった刹那、息を詰めた五条が中からそれを引き抜いてナビス子の上に吐精した。
身体の上に撒き散らされた生温かい体液を感じながら、中に出されなかった安堵感とそれとは相反する気持ちがある事に気づく。
「めっちゃ飛んでる」と五条はご満悦の様子で、吐き出された体液が溢れないように身じろぎせずにいるナビス子の身体を甲斐甲斐しくティシューでぬぐった。
「勾玉に飛んだらどうしてくれるんですか」
「じゃ、今度からはそれを外してやろう」
「そうじゃないでしょ」
眉間にシワを寄せながらナビス子が五条に向かって求めるように両手を突き出した。
彼女が初めて見せるその仕草に、五条は一瞬驚いた表情を浮かべたものの、素直に半身を傾ける。
覆い被さるようにして近づいてきたそれに早く触れたくて、五条の首に両腕を回してナビス子から唇を重ねた。
彼を自分に縛り付けたいわけじゃない。
呪いだと思われるなら愛さない。
それでも五条が自分にするのと同じように、他の誰かに触れるのもキスをするのも、肌を晒し欲に塗れた表情を見せるのも、嫌だと思った。
「泣かないでよ。ちゃんと外に出したじゃん」
ナビス子の目尻からツーと涙が伝うのを見つけた五条が宥めるように額に唇を落とす。
「五条さん…キライ」
彼はその言葉の理由を避妊具を付けずに行った行為のせいだと思うだろう。
ナビス子は五条の頬に手を添えると、もう一度キスを強請った。
なんとなくベタではあるが、ベタなことがしたかったのでナビス子は水族館デートを選択した。
彼女は施設に掲示されている説明書きはキッチリ読みたいタイプで、例に漏れず各水槽に備え付けられたプレートの文字を読みながらそれに沿って水槽内を観察するため各所で時間を要したが、意外にも五条は辛抱強くそれに付き合った。
経験上、女性は時間がかかるものだと理解しているようだ。
「イルカのショーが始まるよ。行く?」
「ん」
笑顔で了承すると五条がナビス子の手を取った。
「迷子になりそうだから」
人混みの中にいても長身の五条は頭ひとつ抜けていて、それでなくても目立つのだから簡単にはぐれそうにはないのに、と思う。
「あは、恋人みたい」
「違うの?」
驚いて五条を見上げたお陰で人とぶつかりそうになる。
「ほら、よそ見しない」
繋いだ手を自分の方に引き寄せた五条にそう諭されて、その言葉の真意を聞くタイミングを失ってしまった。
五条は家が決めた婚約者で、始めからそこに特別な情が存在したわけではない。
彼は気が向けば唐突にやってきて、そのくせ会えば当たり前のように求めてくる。
何なら恋人というよりセフレという表現の方がしっくりするとさえナビス子は思っていた。
いつしか誤魔化しきれなくなった感情と向き合う事を避けていた彼女にとって、五条がこの関係を恋人と定義しているのであれば、それを否定する理由はない。
五条と誕生日を祝った記憶もクリスマスを共に過ごした記憶もないが、だったらそれらしい事をしてもいいような気がした。もっとも五条の誕生日など知らないし、気にしたこともなかったのだが。
店に行くとやたらと目に入って来たカボチャを模ったそれらは、あっという間に次のイベントに取って代わられていた。
今年は何かプレゼントを用意してみようかと考えてみたところ、甘いものが好きだという事以外に五条が何を好むのか知らない事にナビス子は気づいた。
いくらなんでもお菓子というわけにはいかないだろうと思いながら店内を彷徨いていると、カバンの中でスマホが震えた。
『伊地知がさー、インフルなんだって。急遽別の子に来てもらうのも面倒だから僕1人で行く事になったんだよね』
電話の向こうから聞き慣れた声がそう言った。こういうところが我儘と言われる所以なのだろう。伊地知とは主に五条の仕事の補助をしている人だとナビス子は聞いていた。大分可哀想な人だと思う。
『だからついてきな。日帰りだよー』
「もう有給が…」
『ナビス子はパンピーでもできる仕事にかまけて呪術師としての自覚を忘れてるようですって?』
「行きます」
有る事無い事祖母に吹き込まれてはたまったものではないので、そう答えるしかない。
五条は教え子を崖に突き落とすタイプらしいことは何度かこういった現場に同行させられて分かっていた。
案の定、その日も帳の中に1人で放り込まれたナビス子は、自分の技量では到底太刀打ち出来ない呪霊相手に今度こそ死ぬんだなという恐怖体験を経て帰りの新幹線に乗っている。
疲れ切った身体に新幹線の規則正しい揺れが心地よく、いつしか寝入っていたようだ。気づくと五条が上着をかけてくれていた。
「まだ寝てていいよ」
「…ん」
五条の言葉に甘えて、かけられた服を首まで引き上げようとして襟のタグが目についた。メンズだからなのかもしれないが知らないブランドだ。
____プレゼントに服もいいかもしれない
そう思ってタグの文字をスマホに打ち込んで検索をかけ、商品欄を見た途端に眠気が一気に消し飛んだ。
「たっっか!」
「子どもができなかったら、そういう話は出るかもしれないね」
柔らかな唇が首筋に触れる。優しく啄むように繰り返しながらやがて胸の尖りに辿り着くと、先を期待する身体が震えた。
「離れて」
肩を押されて五条は素直に半身を起こしたが、代わりとばかりにナビス子の両膝を開いてその間に身体を割り込ませた。
身体を捩じろうにも両足を脇に抱えられて身動きが取れない。
「試してみる?」
「しません!」
悪戯を思いついた子どものような笑みを見せた五条がナビス子の抗議を遮るように唇を塞ぐ。執拗に舌を絡ませながら自分で扱いたそれを入り口にあてがった。
「んーっ」
五条の肩を叩いて抵抗を試みるが、先程の余韻が残るそこは慣らさなくても簡単に異物を招き入れて、途中まで押し入ったところで唇を離した五条が深く腰を打ちつけた。性感が身体を突き抜けて意図せぬ甘い声が漏れる。
「いや…っ、抜いて」
「無理だね」
逃げようとしたナビス子の腰を掴んで抽送が始まる。たちまち貪欲にそれを欲しがる身体は自分のものであってそうではないようだ。
「凄い吸い付いてくるよ。ナビス子もナマの方がきもちいいんでしょ」
五条の与えるそれはいつだって我を忘れそうになるほどの快楽をもたらしたが、彼が言う通り薄皮で隔てられないそれは、いつもより一層はっきりとした刺激を与えてあっという間に上り詰める。
「やば…すぐ出そう」
「いやっ、中はダメっ」
「いいじゃん、お互い社会人なんだし」
「ホントにやめて…っ」
不穏な台詞に焦る気持ちとは裏腹に、本能がそれを欲している。もっともっと奥へ、そのまま注ぎ込んで欲しいと腰が揺れる。
「あ…っ、イ」
得も言われぬ強い快楽に頭の中が真っ白になった刹那、息を詰めた五条が中からそれを引き抜いてナビス子の上に吐精した。
身体の上に撒き散らされた生温かい体液を感じながら、中に出されなかった安堵感とそれとは相反する気持ちがある事に気づく。
「めっちゃ飛んでる」と五条はご満悦の様子で、吐き出された体液が溢れないように身じろぎせずにいるナビス子の身体を甲斐甲斐しくティシューでぬぐった。
「勾玉に飛んだらどうしてくれるんですか」
「じゃ、今度からはそれを外してやろう」
「そうじゃないでしょ」
眉間にシワを寄せながらナビス子が五条に向かって求めるように両手を突き出した。
彼女が初めて見せるその仕草に、五条は一瞬驚いた表情を浮かべたものの、素直に半身を傾ける。
覆い被さるようにして近づいてきたそれに早く触れたくて、五条の首に両腕を回してナビス子から唇を重ねた。
彼を自分に縛り付けたいわけじゃない。
呪いだと思われるなら愛さない。
それでも五条が自分にするのと同じように、他の誰かに触れるのもキスをするのも、肌を晒し欲に塗れた表情を見せるのも、嫌だと思った。
「泣かないでよ。ちゃんと外に出したじゃん」
ナビス子の目尻からツーと涙が伝うのを見つけた五条が宥めるように額に唇を落とす。
「五条さん…キライ」
彼はその言葉の理由を避妊具を付けずに行った行為のせいだと思うだろう。
ナビス子は五条の頬に手を添えると、もう一度キスを強請った。
なんとなくベタではあるが、ベタなことがしたかったのでナビス子は水族館デートを選択した。
彼女は施設に掲示されている説明書きはキッチリ読みたいタイプで、例に漏れず各水槽に備え付けられたプレートの文字を読みながらそれに沿って水槽内を観察するため各所で時間を要したが、意外にも五条は辛抱強くそれに付き合った。
経験上、女性は時間がかかるものだと理解しているようだ。
「イルカのショーが始まるよ。行く?」
「ん」
笑顔で了承すると五条がナビス子の手を取った。
「迷子になりそうだから」
人混みの中にいても長身の五条は頭ひとつ抜けていて、それでなくても目立つのだから簡単にはぐれそうにはないのに、と思う。
「あは、恋人みたい」
「違うの?」
驚いて五条を見上げたお陰で人とぶつかりそうになる。
「ほら、よそ見しない」
繋いだ手を自分の方に引き寄せた五条にそう諭されて、その言葉の真意を聞くタイミングを失ってしまった。
五条は家が決めた婚約者で、始めからそこに特別な情が存在したわけではない。
彼は気が向けば唐突にやってきて、そのくせ会えば当たり前のように求めてくる。
何なら恋人というよりセフレという表現の方がしっくりするとさえナビス子は思っていた。
いつしか誤魔化しきれなくなった感情と向き合う事を避けていた彼女にとって、五条がこの関係を恋人と定義しているのであれば、それを否定する理由はない。
五条と誕生日を祝った記憶もクリスマスを共に過ごした記憶もないが、だったらそれらしい事をしてもいいような気がした。もっとも五条の誕生日など知らないし、気にしたこともなかったのだが。
店に行くとやたらと目に入って来たカボチャを模ったそれらは、あっという間に次のイベントに取って代わられていた。
今年は何かプレゼントを用意してみようかと考えてみたところ、甘いものが好きだという事以外に五条が何を好むのか知らない事にナビス子は気づいた。
いくらなんでもお菓子というわけにはいかないだろうと思いながら店内を彷徨いていると、カバンの中でスマホが震えた。
『伊地知がさー、インフルなんだって。急遽別の子に来てもらうのも面倒だから僕1人で行く事になったんだよね』
電話の向こうから聞き慣れた声がそう言った。こういうところが我儘と言われる所以なのだろう。伊地知とは主に五条の仕事の補助をしている人だとナビス子は聞いていた。大分可哀想な人だと思う。
『だからついてきな。日帰りだよー』
「もう有給が…」
『ナビス子はパンピーでもできる仕事にかまけて呪術師としての自覚を忘れてるようですって?』
「行きます」
有る事無い事祖母に吹き込まれてはたまったものではないので、そう答えるしかない。
五条は教え子を崖に突き落とすタイプらしいことは何度かこういった現場に同行させられて分かっていた。
案の定、その日も帳の中に1人で放り込まれたナビス子は、自分の技量では到底太刀打ち出来ない呪霊相手に今度こそ死ぬんだなという恐怖体験を経て帰りの新幹線に乗っている。
疲れ切った身体に新幹線の規則正しい揺れが心地よく、いつしか寝入っていたようだ。気づくと五条が上着をかけてくれていた。
「まだ寝てていいよ」
「…ん」
五条の言葉に甘えて、かけられた服を首まで引き上げようとして襟のタグが目についた。メンズだからなのかもしれないが知らないブランドだ。
____プレゼントに服もいいかもしれない
そう思ってタグの文字をスマホに打ち込んで検索をかけ、商品欄を見た途端に眠気が一気に消し飛んだ。
「たっっか!」