04 お守り
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御国さんとジェジェさんに拾われてからそろそろ一ヶ月が経とうとしている。家に帰るわけにもいかない私は、店番をする代わりに居候させて貰っていた。しかしここの人達、謎が多い。本当に多いのだ。
とりあえずわかった事。それはーー
「何故…約束を守らない……」
「ジェジェってばこわーいwww」
御国さんに向かって銃を乱射するジェジェさんとそれを器用に避ける御国さん。この光景が二人の間では日常茶飯事であるということ。まったく、おかしな人達だ。
「ジェジェさん、おかえりなさい!あとついでに御国さん」
「ああ……」
「ただいま。相変わらず酷いね~胡桃ちゃん」
「いやー、照れますねー」
「あれ?胡桃ちゃんって耳悪い?」
まあ、私もそのおかしな人達の一員になりつつある気がする。少なくとも、なれてたらいいなと思うくらいには毒されている。
「そんな事より御国さん、毎日いったいどこ彷徨いて るんですか?」
「えー?内緒だよ、内緒。」
「だと思いました。御国さんって何ていうか、秘密主義ですよね……」
ジェジェさんが蛇の姿に戻って御国さんの首元に絡みつく。私は何となくそれを目で追う。
「そうそう、最近は昼間は危ないから出掛けない方がいいよ。」
「私下位吸血鬼 だから出掛けれませんよ。」
「うん、知ってて言った。」
ジェジェさん、その首絞めてやってください!
「そうだなぁ。でも一応これ、お守りに持っといて。」
「げっ、聖水。」
「でもこれなら“何番目の吸血鬼にでも”効果バツグンだから。」
「わかりました……?」
御国さんが妙に意味深な事を言うので、私は大人しくその“お守り”を受け取る事にした。お守りの出番が無い事を祈ろう……
とりあえずわかった事。それはーー
「何故…約束を守らない……」
「ジェジェってばこわーいwww」
御国さんに向かって銃を乱射するジェジェさんとそれを器用に避ける御国さん。この光景が二人の間では日常茶飯事であるということ。まったく、おかしな人達だ。
「ジェジェさん、おかえりなさい!あとついでに御国さん」
「ああ……」
「ただいま。相変わらず酷いね~胡桃ちゃん」
「いやー、照れますねー」
「あれ?胡桃ちゃんって耳悪い?」
まあ、私もそのおかしな人達の一員になりつつある気がする。少なくとも、なれてたらいいなと思うくらいには毒されている。
「そんな事より御国さん、毎日いったいどこ
「えー?内緒だよ、内緒。」
「だと思いました。御国さんって何ていうか、秘密主義ですよね……」
ジェジェさんが蛇の姿に戻って御国さんの首元に絡みつく。私は何となくそれを目で追う。
「そうそう、最近は昼間は危ないから出掛けない方がいいよ。」
「私
「うん、知ってて言った。」
ジェジェさん、その首絞めてやってください!
「そうだなぁ。でも一応これ、お守りに持っといて。」
「げっ、聖水。」
「でもこれなら“何番目の吸血鬼にでも”効果バツグンだから。」
「わかりました……?」
御国さんが妙に意味深な事を言うので、私は大人しくその“お守り”を受け取る事にした。お守りの出番が無い事を祈ろう……