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心は下につくの?間につくの?

俺の名前は、
雲珠 蒼(うず あおい)
中学までは少しヤンチャしてたけど
色々あって
高校では変わってやるって決めたから
髪も染めて黒に戻し
だてめがねをかけて
ちょっとでも真面目に見せて
はるばる、遠くのこの進学校に
進んだんだ
でも、黒歴史がバレないか心配で
今は、根暗なフリで人と喋らない
ようにしてる


男:
「雲珠さんお願い!
一緒に選挙文を考えてくれ。」

蒼:
「……、すいません。誰ですか?」

男:
「俺は、
外間 天人(ほかま てんじん)
クラスで結構目立ってると
思ったんだけどなぁ…」

そう言って
眩しい笑顔を向ける彼は
同じクラスの
外間 天人(ほかま てんじん)
俺がこいつを知らないわけがない
こんなイケメンはそうそういない

蒼:
「それで、選挙文ってなに?」

外間:
「そうそう、今回生徒会長に
立候補するために選挙に参加
しようと思ってるんだけどね!
俺、文章書くのとか苦手で…
雲珠さんはよく作文選ばれてるから!
助けてもらおうと思って!
お願い(>人<;)」

蒼:(めんどくさいなぁでも
いい機会かもしれない!)
「選挙文は本人の意見を書くもの
だから全部書くのは無理!でも…
一緒に考えるならいいよ。」

外間:「やったー!本当に
じゃあ、早速だけど
今日の放課後一緒に考えてよ!」

蒼:「わかった、放課後に…」



こんな機会ができるとは…
思うだけならいいよね
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